第三十五話 母艦での会談その十四
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「まさに」
「だからだ」
「彼等に対する信義もですね」
「守る」
「例え戦おうとも」
「そうする、思えばバイオマンの者達もだ」
自分達が戦った彼等もというのだ。
「信頼出来る者達だった」
「はい、敵でなかったらです」
モンスターは真顔で語った。
「今の戦隊の連中と一緒で」
「信頼出来るな」
「友達になれました」
「そうした者達だった」
その彼等もというのだ。
「だからな」
「バイオマンもですね」
「戦わなければな」
そうであればというのだ。
「親しく付き合うことも出来た」
「そうでしたね」
ファラも確かにと話した。
「彼等とは」
「悪い者達ではない」
戦隊の者達はというのだ。
「だからだ」
「尚更ですね」
「彼等と戦おうともな」
そうなろうともというのだ。
「信義を守りだ」
「戦いますね」
「そうする、また卑怯なこともだ」
そうした行いもというのだ。
「決してな」
「行わない」
「そうされますね」
「戦いになろうとも」
「戦力は整えるが」
しかしというのだ。
「卑怯はことはだ」
「一切行わず」
「そうしてですね」
「戦ってですね」
「勝つ様にする、そしてこれからどうするかな」
そのことをというのだ。
「これからだ」
「お考えになられ」
「そしてですね」
「判断を下されますね」
「そうする」
こう言うのだった、そしてだった。
ドクターマンは一人考えに入った、熟考したがその中でファラキャットはサイゴーン達に対して話した。
「私達はこのままドクターマン様をお待ちしているけれど」
「いや、ドクターマン様お優しいよな」
ジュウオウは紅茶を飲みつつ応えた、見れば六人でテーブルに着席してホットティーを楽しんでいる。
「こうしてお茶を用意してくれるんだからな」
「お菓子もな」
サイゴーンはティーセットを前にして話した。
「好きなだけ食べていいというからな」
「待っている間ね」
ファラキャットも紅茶を飲みつつ応えた。
「そうしていいと言われるから」
「そうだい、何かな」
ジュウオウはさらに言った。
「温かいよな」
「全くだ」
メッサージュウもまさにと応えた。
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