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だから、その翔琉がお前のことを思ってくれてるんならー」
「そーだよね お兄ちゃん 私がちゃんとお母さんと向き合えば・・・」
と、次の日の夜。私は、お母さんに切り出そうと もじもじしてたのか
「なによー 水澄 言いたいことがあるなら言いなさい!」
「ウン あのねー お盆に福井に誘われたの 今年は、智子も行くんだってー 女の子ひとりになるヤン だから、私も 行きたいの」
「あっ 今年のお盆休みは竹通さんとこと 白浜に誘われてるのよー 水澄と仲の良い香ちゃん?とこも誘うんだってー 行くでしょ?」
「うっ まぁー・・・でも・・・皆とは 久し振りでー 仲間だからー」
「水澄! いつまで仲間とか言ってるのよー お付き合いよしなさい! もう あなたはあの人達とは生活ベースが違うのよ! あなたは太子女学園という一流の学校に行っているのよ」
「えぇー そんなぁー 皆とは励まし合ってきたの・・・」
「お母さん それは言い過ぎじゃぁないの? 翔琉とだって 水澄がお互い好きなのは、お母さんも知っているだろう? 何で 引き離そうとするんだよー」と、お兄ちゃんが口添えしてくれたけど
「何にも 離そうなんて思ってないわよ ただ もう 生活の世界が違うのよ それにね 今度福井に行くっていうメンバー みんな 同じサッカー部でしょ! 水澄だけ違うのよ! 一時でも 水澄が疎外感 感じたら可哀そうじゃぁない そーいうこと 達樹 考えたことある? そんなの 達樹でもどうしようも無いでしょ!」
「・・・そんなこと 無いよー でも 水澄達は小学校からグループで・・・翔琉も・・・」
「その 翔琉君もね 水澄には 合わないわ もう あそこのお家とは関わりませんからね」
「なんでぇー どうしてなの? お母さん?」と、私は食い下がったが
「どうしてもなの! お母さんは嫌なの! そんなことより 水澄 夏休みになったら、直ぐに合宿でしょ! 試合の代表選考もあるんでしょ 頑張んなきゃーね」
「うん なんだけどね まだ 代表は無理」
「でも 目標に向かっていくのが 水澄じゃぁない 当たって砕けろよ!」
と、話を逸らされてしまった。部屋に帰ってお兄ちゃんと
「よっぽど 何かあったんだろうなー 正月からだ 何が気に入らなかったんだろうか 急に水澄に太子女学園に行けって言い出したり とにかく、水澄と翔琉が逢うのを避けさそうとしている」
「お兄ちゃん・・・ 私 ・・・卒業して、春休みにね 翔琉と お互い裸になって抱き合ったの それがお母さんにバレて・・・いけなかったのかしら まだ私等 早すぎたのかなー・・・それで、もう 付き合っちゃぁダメってー」
「はっ お前等・・・ したのか?」
「したってぇ?
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