暁 〜小説投稿サイト〜
有栖キャロの小学校物語
第17話 学校公開日です
[5/5]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
れてきました。

「みんな固くなってきたわよ?いつも通り授業をやれば良いの。取り敢えずエローシュ、何か一発芸でみんなの」
「何という無茶振り!?」

まあそんな緊張感もエローシュ君のおかげで和らぎ、いつものクラスに戻っていく。
エローシュ君って本当に凄い………

「だが断る!!」
「あっそう、なら良いわ」
「えっ、あっさり引かれた!?」
「アンタは一体どうしたいの………」
「先生が振ったんでしょうが!!」

まるでコントみたいな事をし始める2人にクラスのみんなだけでなく保護者の人達も笑顔になっていました。

「さて、アホに付き合うのはこれくらいにして授業さっさと始めましょう」

先生の言葉でみんなはいつも通りの雰囲気の中、教科書を開きました。

「キャロ、レイ兄大丈夫かな?」
「さあ?」









「ふぅ………」

授業参観も終わり、皆も緊張から開放されました。

「終わったね」
「うん」
「良かったわねエリオ。リンディさんも見に来てくれて」
「うん………ちょっと恥ずかしかったけど………」

リンディさんが見に来てからエリオ君ロボットみたいにカチコチになってましたからね………
逆にエローシュ君はテンションが上がっておかしくなってましたけど………

「レイ兄は大丈夫かな?」

ルーちゃんが心配しますが恐らく駄目でしょう。
仕方がないので今日はお兄ちゃんの面倒を見てあげましょう。

優理には絶対に譲りません………

「………何かキャロ怖いんだけど」
「負けられない戦いがあるのよ」

そんなルーの答えに首をかしげるエリオだった………
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ