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彼は いつから私の彼氏?
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 そして、おばさんが「パエリア仕上がったわー」と、テーブルに運んできた時

「ちょっと 待ってね 一真さん これっ 写真撮って・・・それで、私と水澄に送るの 今日はこれっ 食べました おいしそうでしょう? 僕の大好物です とかコメントつけて やってみてー」と、一真さんにレクチャーしていた。二人の携帯が鳴ってちゃんと送られて来たら

「うん その調子」と、香ちゃんがいじっていたら

「あっ おいしそー 食べたいぃー だって 早速 返ってきた あっ 水澄ちゃんは 作り方教えてほしい だって」

「そー そんな調子よ 例えば ウチなんか 陽光の学食なんかもどんなものなのか 興味あるモン 定食とか時々食べるんでしょ?」

「うん まぁー」

「そんな時 ラインするのよー 普通の生活の様子で良いの」

「そうかぁー それなら 出来るかなー」

「香ちゃん ありがとうね 自然に話し掛けてくれてー 一真も楽しそー あっ どうぞ 自慢のパエリァよ」

 と、一真さんが取り分けてくれて

「これは 本当に僕の大好物なんだ」

「わぁー おいしいぃー」と、私も香ちゃんも感激していた。

「ねぇ 一真さんって お母さんから今日の話 聞いた時 わぁー 恐そーって思ってたけど お会いすると 背も高くて、清潔そうで いい感じですよー」と、香ちゃんは一真さんのことが好みに合ったみたいだった。

 彼は、夕方から塾に行くと言っていたので、その帰り道、香ちゃんが

「ねぇ 水澄 ウチ 一真さんの彼女にしてもらっても良いかなぁー 恰好ええやんかー あっ でもラインは3人でね 水澄はさー 彼氏おるやんかー だから・・・」

「どうぞー 私に気つかわんとってー 私は何となく成り行きで知り合っただけやからー 頑張ってネ 香」と、言うと香ちゃんは ルンルンで歩いていたが、私はお母さんが、逢うのを好ましくないと思っている翔琉のことを考えていたのだ。

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