第二章
[8]前話
大阪ではいつも美味しいものを食べて冗談や駄洒落も聞いてだった。
落語に漫才も観てだった、いつも笑っていて。
「いや、物凄くね」
「健康なのね」
「今の貴女は」
「そうなのね」
「そうなの、リバプールでも健康だったけれど」
それでもというのだ。
「今はね」
「大阪にいたら」
「いつも笑ってるから」
「それでより健康になったのね」
「そうなの、笑えたら」
それならというのだ。
「気持ちが明るくなるでしょ、それが身体にも影響してね」
「それでなのね」
「健康になるのね」
「笑ってると」
「そう、人にとって一番の薬は何か」
それはというと。
「まさにね」
「笑顔なのね」
「それなのね」
「だからよく笑うといいのね」
「そうよ、だからこれからもね」
その笑顔で言うのだった。
「私は笑うわ、そしてよく笑えることにね」
「笑い上戸であることに」
「そのことになのね」
「神に感謝するわ」
一時リバプールに帰った時に友人達に話した、そして彼女達にこうも言った。
「それで英語で日本の落語やれるけれど」
「日本のお笑いね」
「それが出来るのね」
「そうなのね」
「どうかしら。一つ言うけれど」
落語をというのだ。
「皆がいいっていうならね」
「それじゃあね」
「聞かせてね」
「一度ね」
「今からお話するわね」
笑顔で言って笑顔のままだった。
エリザベスは友人達に一席話した、すると彼女達も笑顔になった。そして話が終わった後で笑顔が一番だとその笑顔で言ったのだった。
笑顔は最強最高 完
2024・10・24
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