第七百七十三話 サウナその四
[8]前話 [2]次話
「汗がね」
「出て来てるわね」
「ええ」
そうだというのだ。
「徐々にね」
「それがサウナよね」
「サウナに入ると」
この風呂にというのだ。
「こうしてね」
「徐々に出て来て」
「滲む感じで」
「汗が小粒みたいに出て」
「それが大粒になってね」
「流れてね」
「滝になるのよね」
そうなるというのだ。
「それでこれがね」
「サウナの醍醐味よね」
「身体の毒素が出てる」
「実感するわ」
「それにね」
彰子も言ってきた、アロアから見て彼女は左にナンは右にいて三人横一列に並んで座っているのだ。
「あったまるから肩や腰にもね」
「いいのよね」
「お風呂にしっかり入ってると」
ナンにそれならと話した。
「もうそれでね」
「肩や腰がいいのね」
「そういうのが悪い人は」
肩や腰がというのだ。
「毎日お風呂にじっくり入ると」
「それでよね」
「随分とね」
「違うわね」
「だからね」
そうであるからだというのだ。
「シャワーで済ませるよりも」
「彰子はお風呂よね」
「夏でもね」
暑い季節でもというのだ。
「お風呂よ」
「そうなのね」
「夏でも肩凝りあるから」
だからだというのだ。
「いつもね」
「お風呂に入ってるのね」
「肩凝りを放っておくとね」
そうすると、というのだ。
「それだけでね」
「駄目よね」
「そう、甘く見ていると」
肩凝りをというのだ。
「悪くなるとね」
「洒落にならないことになるから」
「頭痛もする様になって」
そうなりというのだ。
「身体全体にね」
「悪影響与えるのね」
「だからね」
そうであるからだというのだ。
「出来るだけね」
「肩凝りは解消することね」
「そうよ」
そうすべきだというのだ。
「本当にね」
「甘く見ない」
「決してね」
彰子はアロアに話した。
「私は肩凝りになりやすいから」
「気を付けてるのね」
「そうしてるの」
「それでお風呂に入るのね」
「夏もね、そして時々ね」
「こうしてなのね」
「銭湯とかスーパー銭湯にも入るのよ」
そうだというのだ。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ