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彼は いつから私の彼氏?
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 次の日から、六角先輩が私の特訓相手になってくれていて、先輩は夏の大会で最後なので、自分の練習もあるのだろうけど

「先輩 すみません いつも 私の相手で・・・」

「いいの! 水澄の相手でも 練習になるのよ 水澄が上手くなっていくのも楽しみだし」

「先輩 私 上達してます?」

「うん 水澄はもともと 反応が早いのよねー 今の調子でね 今度の土曜日は私も来るから みっちり しごくわよー」

 その週は翔琉とは会えなかったのだ。やっぱり、朝は辛いのかなーと、金曜日も期待していたけど、彼の姿は無かった。練習試合があるって言ってたものなー 明日は、遅くなるかも知れないけど、中央公園に行ってみようと思っていた。

 その土曜日は朝から、コーチと六角先輩にみっちりと・・・ 怒鳴られ、励まされながらも必死で喰らいついていたのだ。帰る時には、食欲も無くてコンビニのロールケーキがやっとだった。香ちゃんは先に帰って居た。

 駅に着いた時には、もう3時近くて・・・私 学校を出るのにぐずぐずしてしまって、遅くなってしまった。でも、翔琉と約束したからと、重い身体を引きづりながら、公園に急いだ。グラウンドが見えると3人がパスをしながら走っている。

 私の姿を見つけると、智子が駆け寄ってきて、私に抱きついてきたのだ。

「頭 短くしたんだぁー 男の子みたい 卓球 厳しいの?」

「うん まぁ 智子だって 何よー その頭 男の子じゃぁない」

「えへっ 女だって バカにされるからな ウチは男になったんよ」

「へっ 女 捨てたんかぁ?」

「そうやー 更衣室も男と一緒やでー」

「えっ えぇー 一緒に着替えてるの?」

「そうやー なんてことないやん スポーツブラにトランクスやからー 色気も何もないもん なぁ 君達」と、男の子ふたりに聞いていた。

「そっ まぁ 別に花柄のんでもないしー 慣れると 普通やなー 男と変わらん」と、十蔵君も普通に言っていた。

「ごめんね 待っててくれたんちゃうん?」

「いや どっちみちなー 今日の反省やー」

「そーやー 智子 出たん? どーやった?」

「あぁー すごい活躍でな 相手のボールを競争で奪って せっかくセンタリングで上げたのに シュートチャンスに 翔琉のバカが簡単にボール奪われてやんのー」

「しゃーないやん 囲まれたんやからー」

「ふふっ そーなん 智子 すごいなぁー 男の子の中でー」

「たまたまやー でも 何人かの女の子が練習見るようになってきたやんでー そのうち 誘おうと思ってるんやー」

「へぇー 智子は積極的やもんなー」

「まぁ 水澄が一緒やったら もっと 暴れとるんやけどなー」

「そんなん 私なんて お荷物なだ
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