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けやー」
「そんなこと無いでー 電光石火みたいに あの名門に行ったんやからー」
「あれは お母さんが 急に・・・お母さんの憧れとか言い出してー」
「まぁ ええやん 水澄はウチ等の星やー 頑張ってな 太子女学園でも 卓球も名門やもんなー 当然 オリンピック目指すんやろー?」
そして、みんなで近くのパン屋さんのイートインに入って、私もやっとお腹がすいてきていたのだ。
「このごろ ふたりは デートもしてへんのやってなー?」と、智子がいきなり聞いてきて
「私等のことかぁ? まぁ クラブのこともあるし 何となく忙しかってなー」
「そんなんで 段々と恋人同士って別れていくんやでー まぁ 二人は大丈夫やろーけど」
「私は 翔琉のこと 好きなんは 変わらへんでー」
「おーぉー 熱いのぉー」と、十蔵が言っていたけど
「十蔵はどうなの? 好きな子 できた?」
「いいやー 最近 智子にモーション掛けてるんやけどー 相手にしよらへん」
「何 ゆうてんねん いっつも ウチの下着姿 見せてやってるヤン 仲間やからかめへん思てーナ!」
「あぁ 色気無いのな」
「そんなん ウチの休みの日にしてるのん見たら 鼻血出して ぶっ倒れるでー」
「おぉー おー 倒れてみたいわー」
「・・・ そのうち 機会 あったらな」
「ええなぁー 3人揃ってー 私も 同じとこ行きたかったなぁー」
「水澄 なに言うてんのん! あのなー ウチも水澄と同じとこ行きたかったわー 名門やものなー 行きたいけど行かれへん子 他にもおったやろー 受けても落こった子もおるんやでー 今は ウチも水澄には代わられへんネン 日本中でも 世界中でも 水澄の代わりはおらへんネン 水澄にしか 今のことはでけへんネンでー 頑張ってもらわなー そんなんで挫折するようなヘタレやったら水澄とちゃうでー 学校は違うけどウチ等はいつも水澄と仲間やー 気持ちは水澄の側に居る」
「智子 ありがとー 元気出た! 頑張れるわー」私は、涙が出て来るほど嬉しかったのだ。やっぱり、今日 逢えて良かった。
「そーいえば 白浜美蕾 ちゃんは どう なん おとなしぃーしてるん?」
「水澄 気になるん?」
「ちゃうけどー ちょっと どうなんかなーってー」
「あの子 相変わらず チャラチャラしてるわー 翔琉に相手してもらわれへんってわかったんか 相手の男の子 なりふり構わず愛嬌振りまいてナ でも 最近 良くない連中と遊んでいるみたい 上級生もおるねん」
「良くない連中って?」
「ウン ウチの近所の奴も居るねんけどな 昔から素行悪いんやー 女の子もおもちゃにしてるって聞くしなー」
「おもちゃ ってぇー?」
「おもち
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