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ヘタリア大帝国
TURN52 田中の苦境その一
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提督もだ」
「その攻撃は確かにですね」
「凄いものがありますね」
「正面からまともにぶつかっては勝ち目が薄い」
 イザベラは田中の攻撃力の凄さを認めている。
「それ故にだ」
「その矛先を一旦かわし」
「そのうえで」
「敵が来た瞬間に陣を左右に分ける!」
 具体的にはそうするというのだ。
「いいな、そうするぞ!」
「はい!」
「それでは!」
 イザベラの艦隊は田中艦隊が攻めてくるのを受けた。かに見えた。
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