第三十四話 メールが来てその十五
[8]前話 [2]次話
「そしてな」
「和気藹々とやっていけるしな」
「今の俺達みたいにな」
「本当にな」
「笑顔がどれだけ大事か」
膜インも言うことだった。
「言うまでもないな」
「そうだな」
「本当に笑う門にはだよ」
「福来たるだ」
「今ヤーブンの旦那が言った通りにな」
「そうだよ、辛い時だって笑えばな」
ヤーブンはまた言ってきた。
「それだけで違うさ」
「まさにその通りだ」
ワイズルーも完全に同意だった。
「やはりだ」
「笑うことだな」
「どんな時でもな」
「ましてや何があっても仏頂面だとな」
「どうにもならない」
そうであるならというのだ。
「まことにな」
「そうだよな」
「だからだ」
そうであるからだというのだ。
「ドクターマンもだ」
「笑わないとな」
「そうなる様にしよう」
「俺達が友達になったらな」
その時はというのだ。
「一緒に笑おうな」
「そうなる様にしよう」
「是非な」
「笑うことがどれだけ大事か」
ヨドンナも言った。
「僕もわかったよ」
「そうだな」
「昔はね」
自分のことも話した。
「そうしたこともね」
「わからなかったな」
「そうだったよ」
ワイズルーに話した。
「ずっとね」
「しかし今はだな」
「考えが変わったよ」
「笑うことは素晴らしいことだとな」
「うん、心から笑えたら」
それが出来ればというのだ。
「それだけで違うよ」
「その通りだ、では彼にもな」
ドクターマンにもというのだ。
「心からな」
「笑ってもらえる様にするね」
「仲間、友達になったならな」
その時はというのだ。
「全力でそうなる様にしよう」
「そうしようね」
ヨドンナはここでだった。
笑顔になった、タンクジョーはその笑顔を見て彼女に言った。
「いい笑顔してるな」
「そう言ってくれるんだ」
「ああ、素直にそう思ったからな」
だからだというのだ。
「そうした笑顔をな」
「ドクターマンも浮かべられる様にだね」
「していこうな」
「僕達がね」
ヨドンナはここでも笑顔だった、そしてその笑顔でだった。
仲間達とドクターマンを笑顔にすることを話した、すると誰もが彼女と同じ笑顔になったのだった。
第三十四話 完
2024・8・15
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ