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彼は いつから私の彼氏?
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 月曜日の朝 学校にいく時 駅で翔琉が・・・

「何でぇー」

「まぁ しばらく会えてないから 待ってれば来るかなーって」

「だってさー 朝 早いのにー」

「言ったろぅ 好きな子に会うのに そんなの関係ないってー」

「翔琉・・・」

「髪の毛 切ったんだなー ちょっと 見間違ったかなーって」

「うん この方が 身軽になるかなーって」

「それも 似合うんじゃぁない 水澄だから可愛い 俺も そんな風にするかなー 双子みたいに・・・」

「翔琉 私等 似てる? 時たま 言われるよねー」

「だなー まぁ いいんじゃぁ無い 二人の子供も似たのできるよー」

「あほかぁー 朝から 何 言うんやー でも うれしい! 会いにきてくれたなんてー」

「うん 智子も 気にしててな 元気かなーって」

「あっ 聞いたよ 智子 サッカーやってるんやってぇー?」

「そー あいつ 男 顔負けだなー 俺等と対等だよー」

「そーかぁー 智子なら そーだよなー リーダーシップもありそー」

「来週 練習試合だけど 智子 途中出場すると思うよ 土曜日」

「土曜かぁー 私 午前中 練習やねん」

「そうかぁー でも 午後は俺等 中央公園で3人でやると思うよ 来いよー」

「う〜ん 行こうかなー でも 何時になるかー」

「待ってるよー 何時でも 皆も会いたがってる」

「わかったぁー あっ 電車来るから 行くねー 翔琉 やっぱり 好きだょ」

 と、ホームに駆け込んで行った。電車からドァの外を見ると、小さく手を振っていてくれた。彼にしては上出来なのだ。私も小さく応えていた。私は、その日、幸せだったのだ。やっぱり 私の翔琉なのかなぁー

「水澄 切ったんだー 思いっ切りがいいねぇー 刈り上げてるヤン」香ちゃんにいきなり言われた。

「そう 私は 前に突き進むんだ!」

「はぁー じゃー ウチも切るかなぁー 刈り上げねぇー なぁ さっき ドァから手 振ってたヤン 男の子に 彼氏か?」

「あっ 見てた? 彼氏よ!」

「そうなんやー 水澄 今日は すごく 輝いているみたい でも 雰囲気がいつもと違うからかなー」と、香ちゃんは考え込んでいたみたいだった。

「ねぇ 響 今日の あの子 見てた?」全体練習終わった後の私への特訓の小休止の間、 コーチが六角先輩を呼び寄せて耳打ちするように・・・

「はい 見てました すごいですねー 全部返してる」

「そうなの ミドルもロングも カットボールでも強引に叩き返してね それも 全て 逆サイドのコーナーに正確に返ってくるのよー いい加減に返しても もっと 叩きつけてくるの さっきね 短いカットサービス出したら ネット際にポトン
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