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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第11話 ヴェリエ・マーセナルの提案
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夏にもう一度フェイトお姉ちゃんの水着見れるかもよ?」
「………確かに」
「そんなに悪くない条件だと思うし、1年だけで良いんだから」
「1年か………そうなると本当に悩むな………」
腕を組んで真剣に悩むバルト。
そんなバルトを見つめるなのは。
(やっぱりフェイトちゃんか………私も大人っぽくなってきたのに………)
ゆっくりと自分の席に座るなのは。自分の胸を見てため息を吐いた。
それでも同年代から見れば誰もが羨むプロポーションを持ってはいるのだが、その上の友達の所為でそれがバルトの目に中々入らないでいた。
それ以外にも一日で一緒にいる時間が長いため、見慣れてしまっているという理由もあるのだが、本人はそれに気がついていない。
「あっ!!それと任期を終えた後に管理局に入らなきゃいけないって決まりも無いので、別に魔導師にならなくたって大丈夫ですよ?」
「う〜ん………」
それでも中々折れない。
(バルトさんってどうしてここまで管理局を嫌うんだろう………?何か過去と関係あるのかな?)
バルトの様子を見ていたなのはがふとそんな事を思う。
(………まあ今はそんな事どうでもいいや。私もヴィヴィオちゃんと離れたく無いし、バルトさんの実力も欲しい。絶対諦めないんだから………!!)
そう決めたなのはは再び自分に気合を入れ直す。
「バルトさ……」
「よし、決めた!!お前の話に乗るぜなのは」
「えっ!?」
「ん?何だよ、駄目なのか?」
「う、ううん!!ありがとうバルトさん!!」
「まあ、ヴィヴィオの面倒を見てくれる奴もいるだろうし、フェイトも居るからな」
(………結局フェイトちゃんか………何か納得いかない………)
そんな事を思いながらなのはは詳しい話を始めるのだった………
新暦75年3月………
「それでは、機動六課、七課のそれぞれの部隊メンバーを聞こうか………」
本局会議室。
ヴェリエ元帥を中心に互いに向かい合って座っているはやてと七課の部隊長、カーチス・レオルド1等陸佐。
目付きが鋭く、無精髭を顎に、獰猛な雰囲気。
野生感溢れる彼の異名は『鎧の狼』として犯罪者だけでなく、陸の人間にとって知らない人は居ないほどの有名人であり、レジアスの優秀な部下でもある。
「もう一度確認させてもらうが、それぞれの部隊人員は50人まで。ただし新人は10人、新人については管理局の魔導師で任期1年から3年の間の者と、例外として魔導師として管理局に所属した事の無い者であれば編成は可とする。部隊は2部隊を編成し、一年の最後に新人同士で実力をぶつけ合う。その部隊を教導する人物など人数編成は自由で。ただし、機動部隊としてしっかり運用出来る編成であるこ
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