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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第11話 ヴェリエ・マーセナルの提案
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験をしていって成長していく。俺もフェリア達もな。」
そんな会話を2人でしながらみんなにいじられる優理を見ながら話していたのだった。
「そう言えばお姉ちゃん達、お兄ちゃんの会長さんとのデートの件、詳しく聞かなくて良いんですか?」
「「「あっ………」」」
「はぁ?何で俺が新たに新設される部隊に呼ばれなきゃならねえんだ?」
「スカウトです。今の私達は優秀な魔導師を集めているんです」
夕食、箸をうまく使いヴィヴィオの魚をバラバラにしながらなのはがそう説明した。
「俺には関係無いことだ」
「………バルトさん、お金ピンチなんですよね?」
なのはにそう言われ珍しく飛び跳ねるような反応をするバルト。
実はここに住む前にあった金塊が底をつきそうになっていた。
傭兵だと収入が安定せず、バリアアーマーの普及により大きな事件も無くなった影響で段々と仕事も少なくなっていた。
この際工事現場ででも仕事するかと思っていたバルトにとって渡りに船な話だった。
「だ、だが、家を離れるとヴィヴィオが1人に………」
「宿舎があるから大丈夫ですよ。そこに一緒に住めばいいんです。私もそうしますし」
「し、しかし傭兵をやっていた以上、管理局で働いていた奴等にはそんなに良い印象は………」
「関係無いです。そんなの実力を見せて黙らせれば良いんですから」
「はぁ………」
どうしても引かないなのはにため息を吐くバルトマン。
「どうしても優秀な人員が欲しいんです!!バリアアーマーの部隊の機動七課に負けちゃうとバリアアーマー完全配備になっちゃうんです!!」
どうしても態度が変わらないバルトに勢いで押すかのように立ち上がり、大声で言うなのは。
「それは傭兵の俺にとって関係無いだろう」
「可愛い女の子を助けると思って!!」
「綺麗な女は好きだが、可愛いのは別にどうだっていい」
「言うこと聞かないとバスター撃ちます!!」
「とうとう実力行使か!?面白い………管理局の白い悪魔の実力、見せてもらおうじゃねえか!!」
「バルト、魔王だよ?」
と、ヴィヴィオがなのはのばらしてくれた魚をつまみながらそう指摘するが、2人の耳には入らない。
「俺は女でも容赦しねえぞ?」
「いつも聞いてます。………もし勝ったら私の言う通りにしてくださいね!」
もはや一触即発の雰囲気になるリビングで、ヴィヴィオがいきなり口を開いた。
「そう言えばフェイトお姉ちゃんも機動六課に配属になるってこの前聞いたような………」
「………何だと?それは少し魅力的だな」
「えっ!?」
バルトの言葉を聞いて呆気に取られるなのは。
「それに私また海に行きたい。あの潮風の匂い好きだし、もしかしたら
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