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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第11話 ヴェリエ・マーセナルの提案
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ルはともかくティアナは心身ともに疲れていた。
「元気だけが取り柄だからね!!」
「まあそうね」
「認めちゃった!?」
「何自分で言ってショックを受けてるのよ………それより話は何?」
「新設される機動部隊の事だよ!!今月から正式に採用を決めていくって!!」
機動部隊の新人の入隊条件としてはやて達の機動六課に関しては推薦だけでなく、試験で募集も行なっており、その試験も申込みが始まっていたのだった。
「ねえねえ一緒に試験受けようよティア!!」
「あれって部隊の人の推薦で決まるんじゃなかったっけ?」
「ギン姉から聞いたんだけど、試験もするって言ってたよ」
「ギンガさんは機動六課に移動は決定してるのよね?」
「うん!はやてさんからスカウトされてた!」
「そう………」
とスバルにも聞こえないほどの声でそう呟き、手に持っているコーヒーを飲む。
「いやぁ〜実は私もって少なからず期待してたんだけどね………」
「流石に無いわね。ちょっとした救助活動しかやってない私達が推薦で呼ばれるなんて無いわよ」
「だよね………」
がっくりとうなだれるスバル。
しかしそんなスバルを見たティアナは不敵な笑みを浮かべた。
「………だけどこんなに自分のスキルアップ、そして将来的にも役に立つ肩替えを得られそうなチャンスはもしかして一生ないかも………チャレンジする価値はあるわね………」
「それじゃ!!」
「ええ、チャレンジしてみましょう。私とアンタで」
「おっしゃーーーーーー!!!みなぎってきたーーーーーー!!!!」
「な、何だ!?」
「何かあったのか!?」
かなりの大声で叫ぶスバルに隣の隊舎で寝ていた隊員達が慌てて起きる。
「このバカ!!寝てた先輩達がみんな起きちゃったじゃない!!」
「ご、ごめんティア………」
その後、スバルは先輩方にこっぴどく怒られるのだった………
「本気なの桐谷………?」
「ああ、もう決めた事だ。俺は民間協力者としてはやて達の協力をしていこうと思う」
夜の加藤家。いつもならゲームをしたりテレビを見たりしているのだが今日は重苦しい雰囲気が家の中を包んでいる。
食事をする高いテーブルの椅子にそれぞれのポジションに座り、話をしていた。
「えっ〜!!それじゃあ私達はどうなるんスか!?」
そんな空気をぶち壊したのはやはりウェンディだった
机をバンバン叩き、抗議する。
「それは心配するな。なるべくこっちに帰ってくるようにするつもりだ。全てノーヴェだけに任せる訳にはいかないからな」
「でもいきなり何で?」
ウェンディとノーヴェの2人とは違い、冷静に桐谷に問いかけるセイン。
ここでは一番姉として昔の時
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