第一章
[2]次話
ハリケーンが迫る中で
アメリカジョージア州でトラックの運転手をしているロバート=スチュワートはチックトックに車関係の動画を投稿するのが趣味だ。
四角い顔で太い眉と緑の目それに癖のある黒髪を持っている。大柄でがっしりとした体格で家には二匹の雄のジャーマンシェパードのイーとヤン、二匹の雄の黒猫ヤスオとミキオ、二匹の白の雌猫キャスリンとハンナと一緒に暮らしている。
その彼がだ、隣のテネシー州でナースをしている恋人のジェシー=マクリーンと共に山道をドライブしてだった。
動画を撮影し投稿しようとしていると。
「あれっ、あの子達は」
「何かしら」
二人共気付いた、山道の横にだ。
白地に黒か茶色の毛の五匹の子犬達がいた、スチュワートはその子犬達を見てそのうえでマクリーンに言った。
「この辺りに家はないし」
「捨て犬?」
「そうだね」
マクリーンに苦い顔で答えた。
「あの子達は」
「この辺りにお家はないし」
「じゃあハリケーンも近付いているし」
天気予報ではそう出ている。
「だからね」
「保護する?」
「丁度今トラックだし」
運転しつつ助手席にいるマクリーンに話した。
「だったら」
「保護しましょう」
「そうしよう」
二人で話してだった。
車を停めて犬達のところに来た、すると。
「ワン」
「ワンワン」
「ワンッ」
「ワフッ」
「ワオン」
五匹共だった、自分達から二人に近付いてきた。尻尾を振ってとても人懐っこい感じである。その彼等を見てスチュワートは言った。
「人慣れしているし」
「元は飼い犬ね」
「そうだね、それじゃあ」
「この子達を保護して」
「他にいないか探しましょう」
「そうしよう」
二人で五匹を保護しトラックの後ろに乗せてだった。
他に犬がいないか探していなかったので五匹をスチュワートの自宅に連れて帰った、そのうえでまずはだった。
五匹を風呂に入れた、そしてケージにそれぞれ別に入れようとすると。
「とても仲がいいから」
「五匹同じケージに入ったわね」
「じゃあそうしてあげよう」
「今はね」
「さて、うちには」
スチュワートは彼の家族を見た、彼等は五匹を優しい目で見守っている。
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