暁 〜小説投稿サイト〜
八条学園騒動記
第七百七十二話 三人で入浴その十

[8]前話 [2]次話
「それでね」
「そのうえでよね」
「楽しく入って」
 そうしてというのだ。
「そのうえでね」
「汗かいて」
「そしてね」
 そのうえでというのだ。
「水風呂に入って」
「身体冷やして」
「そうしてね」
 それからというのだ。
「またね」
「入るのよね」
「サウナにね」
「それで汗かいて」
「楽しむのよ」
「そうよね」
「サウナって身体にいいからね」
 アロアがこの話をしてきた。
「汗かいて」
「身体の中の悪いもの出て」
「そうなってね」
 それでというのだ。
「凄くね」
「身体にいいのよね」
「しかも痩せるし」
 サウナはというのだ。
「新陳代謝もよくなって」
「それでね」
 そうなりというのだ。
「身体にもいいから」
「それでよね」
「好きな人多いのよ」
「マニアの人も」
「そうなの、温泉とね」
 マニアが多いことはというのだ。
「同じよ」
「身体にいいから」
「だからね」
 それでというのだ。
「私も結構ね」
「アロアもなの」
「好きなのよ」
「そうだったのね」
「ただ毎日入りたいかっていうと」
 それはというと。
「別にね」
「そこまではなのね」
「思わないわ」
 そうだというのだ。
「サウナはね」
「そうなのね」
「時々でね」
 その割合でというのだ。
「いいわ」
「それで実際に」
「時々ね」
 ナンに微笑んで話した。
「入ってるわ」
「そうしてるのね」
「そう、そして」
 それにというのだった。
「今度またね」
「サウナ行くの」
「気が向いたらね」
「若しかして」
 ここでベッカが笑って言ってきた。
「その時アンネットいたりしてね」
「サウナに」
「あの娘大好きだから」
 サウナがというのだ。
「あの娘ロシア人だから」
「ロシアっていうとサウナだし」
「お風呂はね」
「だからなのね」
「あんたが今度サウナに行ったら」
 その時はというのだ。
「あの娘いるかもね」
「それはそれで面白いわね」
 アロアは笑顔で応えた。
「その時は一緒に入るわ」
「そうするのね」
「それが楽しみよ」
 こうしたことを言った、そうしてだった。
 三人で一緒に風呂も楽しんだ、風呂から上がる頃には三人共酒も抜けていた。そして笑顔でまた明日学校でと手を振って別れそれぞれの家で寝たのだった。


三人で入浴   完


                     2024・7・16
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ