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混沌の魔術師と天空の巫女
序章 始まりと出会い

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ウホ!喰らうがいい!!」

「えっ!?しゃべったよ!?」

「バルカンは知能が高いから、人の言葉が分かったり、言ったりできるんだ。」

「ほらよ!」

俺はなんなくかわす。

「よし、お前の下まで来たぜ。」

俺は今、バルカンがいる岩の下に来た。

「さーて、やるか!」

「ウホ、馬鹿め!岩の下敷きになるがいい!!」

バルカンは大量の岩を下にいる俺に落とした。

「遅いよ。」

「ウホ?」

ビュン!

「えっ!!?」

「き、消えた、ウホ!!!!???」

「お前の眼の前にいるぜ。」

「ウホ!?」

「喰らえ!光竜の鉄拳!!」

ドーン!!

「ウホーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」

「ふん、ざまあみろ!」

ビュン!

「ただいま。」

「お帰り。」

「え、ええっ!!?」

「ああそうか、ウェンディは始めて見るから驚くのも無理はない。
 俺は光の竜『フェルナール』に滅竜魔法を教えてもらったんだ。
 今、消えたようにも見えたけど、あれは俺が光になって早いだけだ。」

「そうなんだ。じゃあ光を食べるんだ。」

「そうだけど。」

「でも、驚くのはまだ早いよ。コージのすごさはそれだけじゃないよ。」

「えっ?どういう事・・・?」

「それは・・・。」

「ウホーーーーー!!」

さっき吹っ飛ばしたバルカンがやってきた。

「何だまたか。」

「これでも喰らえ!」

奴が持って来たのは、旅人から奪ったのか、杖のような物を持って来た。

「ウホ!旅人から奪った闇の魔水晶《ラクリマ》の杖だ!喰らうがいい!!」

放った闇の魔法が俺に襲いかかる。

「残念だったな、俺は・・・闇を食べるんだ!!」

俺は放った闇の魔法を食べる。

「ウホ!!?」

「えええっ!!!??」

「ご馳走様。」

「彼は光の竜だけではなく、闇の竜『インフェルノル』からも魔法を習ったんだ。
 だから闇の魔法を食べる事もできるんだよ。」

「嘘・・・!」

「そんなバカなぁ!ウホ!?」

「さーって、これで終わりだ。闇竜の咆哮!!」

黒いブレスがバルカンを襲う。

「ウホーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」

バルカンはさっきより遠くへ飛ばされた。

「これでもう大丈夫だろ。」

「お疲れ様。」

「コージってすごい・・・!」

「そうかな・・・?」

































それから数分後・・・

「風がきて涼しいぜ。」

「あ
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