暁 〜小説投稿サイト〜
スーパー戦隊超決戦
第三十四話 メールが来てその十二

[8]前話 [2]次話
「セッティングを進めよう」
「それでは」
「あとワインもだ」
 ネロはこちらの話もした。
「上等のものを用意しよう」
「それなら俺が飲んでいるものでいいだろう」
 ギルが言ってきた。
「ワインは」
「そちらですか」
「これでもワインには自信があってだ」
 それでというのだ。
「美味いものを多く知っている」
「だからですか」
「ワインは俺が選ぶ」
 会った時に飲むそれはというのだ。
「それをドクターマンと一緒にだ」
「飲むのですね」
「そして飲みながらな」
 そのワインをというのだ。
「それをだ」
「飲むことですね」
「そうだ」
 まさにというのだ。
「ドクターマンと共にな」
「わかりました」
 バリゾーグは主君でもあるギルの言葉に頭を下げた、その物腰はまさに忠義の臣と言っていいものだった。
「それでは」
「礼を忘れないで」 
 プリシャスも言った。
「そのうえでリラックスしてもらう」
「そうしてもらわないとね」
「駄目だな」
 モルボレロとアイスロンドが応えた。
「まずは」
「何といっても」
「そうそう、そのうえでね」
 プリシャルは二人に応えてさらに話した。
「お互いどうしていくかをね」
「決めよう」
「仲間になるならないをな」
「そしてだね」
「仲間にならなくてもな」
「怨みっこなしでね」
 それでというのだ。
「やっていこうね」
「そうそう、合わないなら仕方ないから」
「その時は仕方ない」
「僕としてはお友達になって」
 プリシャスは自分の希望も話した。
「一緒に戦っていきたいね」
「しかしそれが出来なくてもね」
「諦める」
「そうしよう、断られても」
 ドクターマンにというのだ。
「彼の考えで僕達が断る可能性もあるしね」
「そうなんだよね」
「こちらもな」
「もうそこはね」
 何といってもというのだ。
「相性も印象もあるし」
「まだわからないし」
「何ちも言えない」
「友達になりたくても」
 自分達がそう考えていてもというのだ。
「相手あってだし」
「その相手がそう言うか」
「まさにそれ次第だ」
「友達になればよし」
 バングレイははっきりと言った。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ