第三十四話 メールが来てその七
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「それでもだ」
「何か感じる、察していると見るとな」
「人は態度を変える」
「そうなるからな」
だからだというのだ。
「ここはな」
「気付いていないし感じてもいない」
「そのことをな」
「隠していくか」
「そうしていこうな、そして何かあればな」
その時はというと。
「動こうな」
「臨機応変にだな」
「そうだよ」
陣はその通りだと答えた。
「それでいいな」
「わかった、それならな」
「一応何があってもいい様にな」
「心構えはしておくか」
「そうしたら動けるからな」
いざという時にというのだ。
「それでいいな」
「わかった」
スタッグは強い声で頷いた、ゴーバスターズの面々は気付いていなかったが感じていたことは確かだった。
それは沖縄の店にいたキングオージャーの面々も同じでガストは仲間達にこんなことを言うのだった。
「何かあるかもな」
「そうですな」
ディボウスキが頷いた、今彼等は恐竜屋でカレーを食べつつ話している。
「この状況は」
「そうだよな」
「ドクターマン殿ですが」
彼はというと。
「お考えなのはです」
「間違いないな」
「そうかと。ただ」
「何をどう考えているかはな」
それはというと。
「わからねえな」
「左様ですな」
「誰だって考えるもんだ」
ガストはこうも言った。
「だからな」
「考えること自体は何でもない」
カニスカが言ってきた。
「別にな」
「そうよね」
ランはまさにと応えた。
「そのこと自体はね」
「何でもない」
「そうよね」
「土産物屋だからだ」
観光客相手のだ。
「新たな商品を出す等ではな」
「問題はないわね」
「それならいい」
「本当にね」
「あと何を食べるか」
こうもだ。カニスカは言った。
「考えているならな」
「それもいいわね」
「何も問題はない」
全くというのだ。
「それこそな」
「そうよね」
「今は様子見か」
「そのうちわかるわね」
「何についてどう考えているのかな」
ドクターマンがというのだ。
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