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不可能男との約束
貴方は私の敵
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は皆の為理論が働いて、ナイちゃん達がセージュンに揉まれる気がするんだけど?』

『いいわ! じゃあ、まずは巨乳見本の浅間から揉むのよ!? きっと、乳の精霊が手からあんたに乗り移って、あんたの貧乳の成長を促してくれるわ! 浅乳間……!』

『喜美? 後で説教しますからね? それもトーリ君と喜美のお母さんも含めての三者面談で!』

しかも、どうやら外道達にも餌を与えてしまったようだ。
色々と気をつけなければと、内心で冷静に考えて、今度こそ目的を成就させようと考える。

……今回の三征西班牙の闘争の目的は英国への援助物資を運んでいるからという建前を使った襲撃だ。

確かに、武蔵はそういった貿易の能がかなり高いので、建前じゃなくても、それは当たり前に疑う戦であるし、ただでさえ三征西班牙と英国はアルマダ海戦の歴史再現を控えているのである。
虚と実を混ぜているので、攻撃理由としては十分だ。
だが、逆にそれは、援助物資など持っていないと証明できたら、あっという間に崩される理由だ。
だからか、自分の停戦宣言に相手の副長、及び第二特務の弘中・隆包と江良・房栄は一旦、後ろに下がった。
その事に、熱田の表情が物凄く残念そうな表情に変わったのが、印象に残ったがバトルジャンキーに付き合ってはいられないので、無視した。
私は周りの外道達とは違い、平和主義なのである。
暴力反対、戦争反対は政治家志望として当然のことであると、自分を理論武装してうんうんと頷く。
とりあえず、襲撃はこの膠着を持って終えたと見做してもいいだろうと思う。
そう思い、言葉を吐こうとした瞬間に後ろに気配が現れた事を悟る。
相手が誰だかは解る。

「正純様───ホライゾン・アリアダスト。悲嘆の怠惰を出前でお持ちして、到着しました」









「さて、実はホライゾン。余り、アドリブが得意ではないので、いきなりのこの羞恥プレイに何をすればいいのか、と思うのですが……」

とりあえず、後半は聞かなかったことにしたい正純なのだが、彼女は気にせずに、きょろきょろと周りを見回し、そして自分の手の中にある悲嘆の怠惰を最後に見て、ポツリと

「解りました───撃てばいいのですね?」

「早まるんじゃない、ホライゾン……!」

まだ味方がいる……! と叫びたかったが、内心であれらが味方? という疑問が浮かび上がってしまったので、言葉にするのが難しかった。
いや、うん。仲間だよね? うん……仲間の筈……。
少し、葛藤していたら、ホライゾンが言葉を続ける。
その視線は熱田の方に向いており

「おや───丁度いい的が」

『撃つ気か! 撃つ気なんだな!? この毒舌女! 流石に俺でも大罪武装級は無理だってわかってその所業を行うつもりか!? く、
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