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Fate/WizarDragonknight
免罪符
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近いうちに、君たちの仲間(聖杯戦争の参加者)になる。仲良くしようよ」
「ケッ。それで? 参加の目星はついたのか? うん」
「中々監督役が見つからなくてね。まあ、すぐにでも君たちと同じ参加者になるさ」

 お互いに言葉を紡ぐたびに、それぞれの爆発の象徴が両者に寄り添っていく。
 (鱗粉)(粘土)
 デイダラの手とパピヨンの背。
 それぞれの異能の力が、上空で発動。蝶と鳥がそれぞれ、一気に数を増していく。やがてそれは夕焼け空を黒い影で埋め尽くすほどの勢いで増加していった。

「なら……もう容赦はいらねえな? うん」
「蝶☆芸術の爆発合戦と行こうではないか」

 パピヨンとデイダラは、もはや時も場所も問わない。
 その足元で子供たちを守ろうと必死になっている大人たちや、ひなを庇おうとする祐太や香子の前であろうとも。

「芸術は爆発なんだよ! 芸術って奴を教えてやろうか、うん!?」
「んんんん……! 俺の美しさこそ、まさに芸術!」

 自らの象徴である爆発を、永遠に繰り広げていった。
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