コネクト〜レン、エレイン〜
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じゃねえよ。」
レンにロナール達の制圧を頼まれたヴァンは溜息を吐いた後得物を構えてレンに声をかけ
「ええ、うちの生徒に手出しができないように、たっぷり可愛がってあげないと♪」
声をかけられたレンはザイファを取り出してアーツの駆動を開始した。
「フン、虚勢を張るのも今のうちだ――――その顔も10分後には絶望に染めてやる!」
対するロナールは勝ち誇った笑みを浮かべて宣言した後マフィア達と共にヴァンとレンとの戦闘を開始したが、全く歯が立たずロナールを含めたマフィア達はそれぞれが受けたダメージによって地面に膝をついていた。
「う、うそだ…………本物の、マフィアだぞ?1年前に雇った半グレどもとは違う…………そ、それがこんなあっさり…………」
「10分もいらなかったわね?」
自分達があっさりやられた事にロナールは信じられない表情で呟き、対するレンは余裕な様子でロナールに指摘した。
「お、思い出したぞ…………前にどこぞの下っ端が学生にボコられたとかいう…………!」
「それに隣の男は、確か最近色々と出しゃばってるアークライドなんとか…………」
「ア、アルマータとやりあったっつう噂の!?なんでそんな奴らがここにいる!?」
「冗談じゃねえ、俺達だけで敵う相手じゃねえ!」
「て、撤退するぞ――――――!!」
一方レンとヴァンの情報について思い出し、自分達では絶対に敵わない相手だと瞬時に判断したマフィア達は慌てた様子でその場から逃げ出した。
「”ドゥールファミリー”の中でも下っ端みたいだし、こんなもんか。諦めが悪い様子だったらお前さんの”本当の身分”や”異名”を教えてやって2度と手出しさせないように脅す事も考えていたが、あの様子だとその必要も無さそうだな?」
「クスクス、ヴァンさんこそ容赦ないわねぇ。”たかが二流マフィア”の下っ端相手に”私の祖国での立場”を教えるなんて、軽犯罪者の逮捕の為だけに”軍”
が直々に動くようなものなくらい、”力の差が圧倒的に離れている事”を教えるようなものよ。」
マフィア達が逃げた後納得した様子で呟いたヴァンはレンに指摘し、指摘されたレンはおかしそうに笑いながら答えた。
「ま、待て、お前たち…………」
一方ロナールが呆然とした様子で逃げ出し、その場にいないマフィア達に意味のない制止の言葉を口にしたその時レンが近づいてロナールに声をかけた。
「それでロナール君、なんて言ってたかしら?ああそうそう、闇の世界の力ね。」
ロナールに声をかけたレンはわざとらしく手を叩いて笑顔を浮かべた。
「ぅ…………ぁっ…………」
「深淵を覗いたことすらない人間がよくもそんなことを口にできるわね。それとも、今度は”本物
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