コネクト〜レン、エレイン〜
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になったレンは不服そうな様子でヴァンに指摘したが
「まるでも何も事実じゃねぇか。3年前と比べたら随分と丸くなった上”大戦”の件で世間で有名になったあのリア充シスコンハーレム剣士が率いた部隊の参謀姫として有名のようだが、未だに”裏”もそうだが”軍”方面にも”二人の姉共々昔の異名で恐れられている”とも聞いているぜ。」
「うっ…………」
苦笑しながら指摘したヴァンの言葉に反論できないのか冷や汗をかいて唸り声を上げた後気まずそうな表情を浮かべて頬をかいた。
「ぐっ…………!」
一方レン同様ヴァンの正論に反論できないロナールは自分達を無視して呑気に会話しているヴァンとレンを睨んだ。
「要するに、私に報復するための誘拐計画だったわけね。やり方が回りくどすぎないかしら?」
「大方前回お前さんに懲らしめられたのがトラウマにでもなったんだろう。だから直接狙う勇気すらなくなったってわけだ。」
「なるほどね。」
気を取り直したレンは自身が推測したロナールの目的を口にした後若干呆れた様子でロナールに指摘し、レンの疑問に対してヴァンが自身の推測で答え、ヴァンの推測を聞いたレンは納得した。
「ババ、バカにするなぁっ…………!!僕は貴様に復讐するために、”ドゥールファミリー”の一員になったんだ!長くこのカルバードに根付いた歴史のある正真正銘の凶悪マフィアだ!前回のようになると思うな!」
自分の事を好き放題言うヴァンとレンの会話を聞いたロナールは怒りの表情で声を上げた後レンを睨んだ。
「”ドゥールファミリー”…………その名前を聞くのは久しぶりだな。」
「カルバードで三番手にあたる勢力のマフィアね。以前は黒月に次ぐ二番手で、かなり勢いがあったみたいだけど…………ここ数年はアルマータに勢力を奪われ、活動もすっかり減ってしまったみたいね?」
「黙れ小娘!それとあのクソッタレのアルマータの話をするんじゃねぇ!」
「あら、アルマータにコンプレックスがあるのかしら?ごめんなさいね、気づかなくて。」
ヴァンに続くように口にした自分が知る情報を聞いた瞬間怒りの表情で声を上げたマフィアの様子を見たレンは笑顔で挑発した。
「ガキども…………ブッ殺されてぇのか!?」
「計画がバレたのは予想外だったが、そっちから来たのは好都合だ!見せてやるよ、正真正銘の闇の世界の力というものをなぁ!!」
「クス、クスクス…………」
ロナールが叫んだある言葉を聞いたレンは思わず笑顔を浮かべて笑い始めた。
「な、何がおかしい!?」
「いえ、ロナール君があまりにも可愛いことを言うものだから、つい。それじゃ裏解決屋さん、お願いしていいかしら?」
「やれやれ…………お前さんもサボるん
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