暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第141話 衝撃の事実!オーフィスはアカシアとフローゼの家族!?
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 私達はその場を飛んで回避しましたが神殿の一部が跡形も無く消えてしまいました。


「あれじゃ滅びの魔力がそのまま襲い掛かってきてるのと何も変わらないぞ!」
「落ち着くんだ、イッセー。シャルバの命は持って後7分ほど……それまで耐えればいい」


 イッセー先輩は攻撃が出来ないことに焦りますが、ココさんは冷静に時間を稼げと言います。


「よし、奴の気を引いて時間を稼ぐぞ!」


 私達はイッセー先輩の言う通り奴の気を引いて時間を稼ぐことにしました。


「ガアアアァァァァッ!!」


 シャルバが滅びの魔力を光線のように口から発射してきました。私達はそれを飛んで回避します。


「喰ワセロォォォォォォッ!!」


 すると今度は体中から滅びの魔力を弾丸のように発射してきました。神殿は既に天井も壁も穴だらけになって崩れてしまいました。


「ぐっ、コレに一発でも触れたらアウトってのがヤバイな!」
「何とか持ちこたえましょう!」
「あっぶね!?俺の髪に当たる所だったじゃねえか!」
「ふん、そのうっとおしい髪を少しは減らした方がいいんじゃねえか?」
「うっせー、黙ってろ!」


 イッセー先輩と私は冷や汗を流しながら攻撃を回避していきます。


 防御も効果がないので一発でも当たればお終いという緊張感に押しつぶされそうになりました、でもグルメ界ではそういった攻撃をしてくる猛獣だらけだと思うので予行練習だと思い落ち着きます。


 因みにサニーさんが必死に髪を守ろうとしてゼブラさんに馬鹿にされて怒っていました。


「おい、オーフィス!グレートレッド!お前らも手を貸してくれよ!」
「我、食事で忙しい。邪魔をするなら殺す」
「その程度の奴くらいお前達でどうにかしろ」
「くそっ、こんな状況でも呑気に飯を食いやがって……!」


 アザゼル先生がオーフィスさん達に加勢をお願いしましたが断られてしまいました。まあ仕方ないですよね。


 それからなんとか奴の攻撃を避け続けて5分ほどが過ぎます。


「よし、奴の電磁波が弱くなってきている。あともう少しだ」


 ココさんがシャルバの様子を見て弱っていると言います、あと少しですね……!


 しかしシャルバは急に向きを変えて私達とは違う方向に向かって走り出しました。


「あれ、逃げだしましたよ?諦めたのでしょうか?」
「いや、あの方角は……!マズイ!奴が向かってる方向には避難した悪魔たちがいる場所だ!」
「あの野郎、俺達じゃ食えねえと判断して獲物を切り替えたってのか!?」


 私はシャルバが逃げ出したのかと思いました。しかしサーゼクス様がシャルバが向かおうとしている方向には
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