暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第141話 衝撃の事実!オーフィスはアカシアとフローゼの家族!?
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してしまったシャルバに先輩は驚きの声を上げます。


「やはりそうか、グルメ細胞が暴走しているんだ」
「グルメ細胞が暴走?どういうことですか?」
「恐らく彼らは適合する食材を食べて壁を突破したのではなく、なんらかの方法で無理やり壁を超えたんだ。悪魔だから今まで耐えられていたが遂に限界が来て暴走してしまったのだろう」
「そんなことが……」


 私はココさんからグルメ細胞が暴走しているという話を聞いてゾッとしました。


「奴の体内から複数の悪魔の電磁波を感じた……死を避ける為に闇雲に食べているのだろう、そんな事をしても意味なんてないのにね。奴の命はもう風前の灯だ」
「じゃああの異常な再生はなんだ?」
「グルメ細胞の暴走によって異常なまでの再生力を得たのだろう、恐らく10分ほどで死ぬけどそれまでは不死身の化け物だろうね。多分僕の毒も効果は無いと思う」
「なら奴を抑えればいいのか」


 イッセー先輩はあの化け物の対処法を考えるとサニーさんの方に視線を向けます。


「サニー兄、出番だぞ!」
「はぁ?ふざけんじゃねーよ!あんな気色悪い奴に俺の綺麗な髪を纏わせろって言いてーのかよ!?マジ無理だから!」
「我儘言うなよ!折角おあつらえ向きな能力があるって言うのに!」


 サニーさんにシャルバの動きを触手で止めてくれと言う先輩でしたが、サニーさんは凄く嫌がって拒否しました。


 まあ確かに脂みたいなネバっとしたギトギトが身体から出ていますし触れたくないっていう気持ちは分かりますが……


「いや止める必要もない、僕が消滅させる」


 サーゼクス様が前に出て大量の滅びの魔力で出来た球を生み出しました、そしてそれを一斉にシャルバに目掛けて放ちます。


「オオオォォォォッ!!」


 しかしシャルバは全身に黒い魔力を纏い滅びの魔力を防いでしまいました。


「あれは滅びの魔力!?なぜシャルバが滅びの魔力を使えるんだ!?」


 流石の事態にサーゼクス様も驚きを隠せないようでした。でもどうしてシャルバが滅びの魔力を……?


 その時私はシャルバが食べた者を自身の力に変えることが出来る能力を思い出しました。


「シャルバは食べた者の力を自身の力に変えることが出来ます!リアス部長の滅びの魔力で死んだと思っていましたが、何らかの方法で生き残ってその時に滅びの魔力を食べていたんだと思います!」
「なるほど、それで奴は滅びの魔力を使えるというのか」


 私の説明を聞いたサーゼクス様は納得した表情を見せます。


「ガァァァァァッ!!」


 するとシャルバは雄たけびを上げながら全身に滅びの魔力を纏って突っ込んできました。


「あぶねぇ!?」
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