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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第141話 衝撃の事実!オーフィスはアカシアとフローゼの家族!?
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ンバーグ。我が好きな食べ物」
「ハンバーグですか、お口に合うと良いのですが……」


 私はお皿にハンバーグを移してオーフィスさんに渡しました。


「……」


 オーフィスさんは目を輝かせながらハンバーグを見つめていました、そんなに好きなのでしょうか?


 そして小さな手で箸を動かすとハンバーグを器用に掴みこれまた小さなお口に運んで一口食べました。


「ッ!!」


 オーフィスさんは目を見開いて何か考えるように遠い場所を見ていました。


『……これはなに?』
『なにってハンバーグよ、食べた事無いの?』
『我、食事必要ない。故に食べるという行為をしたことがない』
『ええっ、そうなの!?でも食べられないわけじゃないんでしょ?なら勿体ないわよ、食事は栄養を得るためだけの行為じゃないの。体を、心を幸せにしてくれる大切なことなのよ』
『……美味しい』
『良かった、貴方の口に合って』


 すると突然オーフィスさんの目から涙が零れ落ちました。


「ええっ!?もしかして美味しくなかったですか?」
「……同じ」
「えっ?」


 オーフィスさんは今度はから揚げや卵焼きを皿にとって口に運び一口食べます。


「これも同じ……暖かい」


 次々と料理を食べながら涙の量を増やしていくオーフィスさん、私は困惑しながら不味いと思っている訳じゃないと思いちょっとホッとしながら見守ります。


「フローゼと同じ暖かさ……こんなに胸がいっぱいになったのは久しい……!」
「えっ、私の料理ってフローゼさんと同じ味付け何ですか!?なんか光栄と言うか恐れ多いと言うか……」
「ははっ、神の料理人と同じ味だなんて凄いじゃないか!」


 まさかのフローゼ様と同じ味と言われて私は困惑してしまいます。イッセー先輩は笑いながら肯定してくれますが流石に『ですよね』なんて肯定できません。


「……グルル」
「きゃあっ!?」


 すると私の側に大きなドラゴンの顔がヌッと出てきました。


「グレードレット、お前も食べたい?」
「グルル」
「なら小さくなれ、お前の鼻息で料理が飛んで行ってしまう」
「グゥ……」


 オーフィスさんにそう言われたグレートレッドは赤く輝き始めました。そして光が収まると滅茶苦茶大きな体格の男性がそこにいたんです。


「……これでいいか?」
「久しぶりにその姿を見た。人間の体になっても相変わらずデカイ」
「これ以上は小さくなれん、そんな事より俺にも食わせてほしいのだが?」
「えっ、あっはい!」


 グレートレッドはなんと人間の姿に変身してしまいました、その見た目はまるで鬼のようで凄く大きいです。


「グレー
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