暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第141話 衝撃の事実!オーフィスはアカシアとフローゼの家族!?
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駄目ですぅ……!」


 色々とイジられてしまい変な声が出てしまいました……!


「……」
「おいイッセー、お前の心拍数があがっているぞ?まさかこんな事で興奮してるのか?」
「は、はぁっ!?そんな訳ねえじゃん!?」
「イッセーはお子ちゃまだな」
「うるせぇ!ぶん殴るぞ!」
「イッセー、そうムキになったらまたからかわれるよ」


 ゼブラさんとサニーさんにからかわれたイッセー先輩が怒ってそれをココさんがなだめます。


「……なにか変、雰囲気はフローゼだけど本当にフローゼ?」
「いやだから私は塔城小猫なんですけど……」
「……」


 私をジッと見ていたオーフィスはショックを受けたようにヨロヨロと後ずさりました。


「フローゼじゃない……我、悲しい……」


 本気で落ち込んでしまったオーフィスを見て私は何故か罪悪感を感じてしまいました……いやでもこれ私が悪いのでしょうか?


「お、おい。大丈夫か……?」


 見かねた先輩がオーフィスに声をかけます。


「……アカシア?」
「えっ?」
「アカシア!」


 すると今度はイッセー先輩の顔面に向かってオーフィスが飛びついて張り付きました。


「アカシア!久しい!今まで何処にいた?ようやく帰ってきた!」
「ぐうっ、苦しい……!」
「フローゼが死んでアカシアは行方不明になって我、悲しかった……皆もバラバラになってしまった……でもアカシアがいればまた皆集まる」
「お、俺はアカシアじゃない……」


 イッセー先輩は何とかオーフィスを引きはがしました。


「嘘は良くない、間違いなくアカシアの気配を……あれ?フローゼの気配も感じる……お前はアカシア?それともフローゼ?」
「どっちでもないよ、俺は美食屋イッセーだ」
「アカシアじゃない、フローゼじゃない……」


 私と先輩を交互に見ながらオーフィスは凄まじく落ち込んでしまいました。なんか負のオーラが目に見えるくらいに落ち込んでいます。


 表情は変わっていませんがオーフィスってこんなリアクションをする奴だったんですね。話で聞く限りは何を考えているか分からない存在だって聞いていましたが、そうは思えないですね。


「とりあえずソイツどーすんだ?ゼルが言うには禍の団とやらのボスなんだろ?やっつけちまうか?」
「いや、恐ろしく濃い死相が僕達に見えるよ。怒らせたら間違いなく殺されるだろうね」
「くだらねぇ、そんな事でビビるかよ」


 サニーさんはオーフィスをやっつけるかと言いますが額には汗が出ています。ココさんも手を出すのは不味いと言いゼブラさんもそう言いながら最大限の警戒をしています。


 今のところ敵意は感じませんが
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