暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第141話 衝撃の事実!オーフィスはアカシアとフローゼの家族!?
[11/14]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
避難した悪魔たちがいると叫びます。


 それを聞いたアザゼル先生はシャルバが獲物を変えたのかと言いました。


「逃がすか!」


 イッセー先輩が後を追おうとしますがシャルバは回転しながら滅びの魔力の光線や弾丸を乱射してきます。


「うおっ!?」
「きゃああっ!!」


 私達はそれを回避するだけで精一杯の状況になってしまいました。


「あっ……」


 後ろの方から何か声が聞こえたような気がしましたが、今はこっちに集中しないと死んでしまうので思考を切り替えます。


 シャルバは高速で避難した悪魔たちがいる場所に向かっています。


「あの速度だと1分足らずで避難場所にたどり着いちまうぞ!」
「そんな事になったら避難した人たちが……!」


 イッセー先輩と私は最悪の光景を想像してしまいました、しかし滅びの魔力で体を包み込んでいるシャルバには手が出せません。


 一体どうしたら……


「ふんっ」


 そこにオーフィスさんが現れてシャルバを殴り倒しました。小さくて可愛らしい手からは想像もできないえげつない打撃がシャルバを地面にめり込むほど叩きつけたんです。


「なっ、いつの間にやったんだ!?」
「しかも滅びの魔力で包まれたシャルバを殴ったのにノーダメージとは……僕でも難しいことをあっさりとやってのけるとはね……」
「ふん、あんなもんどうってことねーだろうが」


 一瞬で攻撃に移ったオーフィスさんの速さにアザゼル先生が驚きサーゼクス様は驚愕して冷や汗をながしていました。


 ゼブラさんは大したことが無いと言いますが警戒心は強めていますね、本当に素直じゃないんですから……


「でもどうしてオーフィスが急にシャルバを攻撃したんだ?さっきまで非協力的だったのに?」
「原因はあれだ」
「うおっ!?」


 困惑していたイッセー先輩の背後からグレートレッドさんが現れてそう言いました。


 あんなに大きくて存在感に溢れているのに気配や匂い、動きの動作などが一切なくまるで瞬間移動したかのような現れ方にイッセー先輩は本気でビビっていました。


「あ、あれってなんだよ?」
「あそこを見てみろ」
「あそこって確か私達が食事をしていた場所……あっ、跡形も無く消し飛んでいます」


 グレートレッドさんが指を刺した場所を見た私はそこが先程私達が食事をしていた場所だと気が付きました。


 しかしその場所はぽっかりと穴が開いたかのように地形が消えていたのです。それを見て私はシャルバの滅びの魔力を思い出しました。


「まさか流れ弾が直撃したんですか?」
「そうだ、だがそれだけだったらオーフィスも気にしなかっ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ