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彼は いつから私の彼氏?
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ながら歩いていたのだ。しばらく歩くと

「あそこに座りましょうか サンドイッチ買ってきたんだ」と、芝生の中に座ろうと

「あっ 私 バスタオルあるからー シャワーしたから 少し 湿っているけど」と、バッグから取り出して芝の上に敷いて、とりあえず並んで座ることになった。

「おなかすいているかなと思ってー」と、ミックスサンドとオレンジジュースのパックを渡してきた。

「ありがとうございます 本当はおなかすいてたんです えへっ いただきます」と、この人 意外と気が利くのかもと、パクッとしたんだけど (何かしゃべらなきやー えーと 何だっだけなぁー)

「あのーぅ 背が高いですよねー 何センチですか?」想定していたことと違うことを聞いてしまった。

「183cm 運動は何にもしていないので 木偶の棒って言われてます ははっ」と、少し笑い気味のとこは優しい表情だった。

「水澄さんは 卓球 大変でしょう?」

「えっ えぇー まぁ 今日もコーチからイジメみたいにしごかれてきました。 でも、鍛えられてんだって思って」

「イジメかぁー 水澄さんは可愛いからなー リスかうさぎのイメージだよ 僕だって 抱きしめたくなるよー」

「・・・あのー それ なんか 言い方 やーらしくないですか」

「あぁー ごめん 僕は中学から男子校だろう 付き合ったこと無いから 女の子とどう接して良いのかわからなくって 水澄さんは女子校どう?」

「どう ってー 私 別の中学校になってしまったけど 小学校から仲の良いグループで 男の子も居るからー」と、言いながら、当然 翔琉の顔が浮かんでいた。こんな風に芝生に並んで座って他の男の人と話してるなんて・・・気分悪いだろうなーと思いながら・・・。

「そうかー 彼氏か なんか?」

「えー そんなんと 違います」と、否定してしまった。

 その後も、私の好きな食べ物とか好きなアイドルとか居るのとか聞かればなしで、私が尋ねる間もなかった。だけど 私 最初の緊張もほぐれて、笑ったりもしていたのだ。2時間以上も座り込んでいたろうか。

「あっ 気づかなかった こんなに居たら 日焼けしちゃうね ごめん」

「私 そんなの気にしませんからー」

「これからは ダメだよー シミになるっていうからー そんなきれいな肌なのにー」

「うふっ そーですねー」

「そろそろ帰ろうか? ねぇ 明日も会ってくれない? 長居公園 植物園もあるしアスレチックも・・・自然史博物館ってのがあって面白いんだよ 恐竜の骨組みなんかもある レプリカだけどね」

「わぁー 面白そう だけど・・・お母さんに聞いてみないと」この時、私は 一緒に行ってもいいかなって思っていた。

「うん 夜にでも 連絡ちょー
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