第七百七十一話 最初から略奪目的その九
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「外見もヤクザ屋さんにしか思えない先生多いわよね」
「そうそう、変なパーマで肩ゆすって歩いて」
「踏ん反り返っていてね」
「乗ってる車だってそうで」
「他の趣味だってね」
「そうした人だから」
それでとだ、二人に話した。
「もうね」
「それこそよね」
「親御さん達もなるなって言うわね」
「しかも実際にやってることも酷いから」
学校の教師達はというのだ。
「尚更ね」
「言うわね」
「なるなって」
「犯罪者にはなるなって言って」
これはどの世の中でも同じである、中国でも二十一世紀位までは冷えた飯は食うなと言われたがこれは中国では冷えたものは食べないことと刑務所ではそうした飯が出るから言われたことであるのだ。
「学校の先生もってね」
「実際何で学校の先生の犯罪検挙数あれだけ多いのか」
そして発生数もだ、アロアは言った。
「ヤクザ屋さん並よね」
「連合のどの国でも多いからね」
「学校の先生の犯罪って」
「あんまり多くて」
「刑務所でも多いのよね」
「元学校の先生が」
「それとマスコミ」
彼等もとだ、ベッカが言った。
「それでヤクザ屋さん」
「そうなるのよね」
「まあそうでなくても悪い奴いるけれどね」
「何処でもね」
「けれどね」
それでもというのだ。
「学校の先生は異常に多い」
「それは間違いないわね」
「飲んでもね」
ベッカは自分達が飲んでいることから話した。
「酒乱が多いのよね」
「学校の先生ってね」
「マスコミと一緒でね」
「飲んで」
そうしてというのだ。
「大暴れしたりするのがね」
「多いわね」
「下品過ぎて」
それでとだ、ナンは話した。
「お付き合い出来ない位ね」
「酷いことするのよね」
「学校の先生って飲んでもね」
「悪質なのよね」
「人を殴ってお店荒らし回って」
「服も脱ぐし」
「下品に喚き散らすし」
そうであるというのだ。
「お店だとヤクザ屋さんと学校の先生お断りって書いたりしてるとこあるし」
「マスコミもね」
「うちの学校は違うけれど」
アロアはそれでもと言った。
「けれどね」
「それでもね」
「大抵の学校でそうなのよね」
ナンに焼きそばの残り全てを食べてから言った。
「これが」
「学校の先生は屑で」
「エウロパ貴族並なのよね」
「エウロパでは貴族が悪質で」
「連合では学校の先生ね」
尚実際はエウロパ貴族は何かと規律やしきたりが厳しく犯罪発生率も検挙数も平民より遥かに少ない。
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