第七百七十一話 最初から略奪目的その七
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「ヤクザ屋さんでもね」
「チンピラでしょうね」
「そうよね」
「それかね」
ベッカも言った、チーズを口に入れてそうした。
「学校の先生ね」
「そうそう、もうね」
ナンもそれはと応えた。
「ドキュンなんてね」
「ヤクザ屋さんになるか」
「学校の先生になるかよね」
「いい人はね」
ベッカは忌々し気に言った。
「もうね」
「学校の先生になれないからね」
「他に行き場所のない」
「全くの無能で人間性も救い様のない屑がね」
そういった輩がというのだ。
「なるのがね」
「学校の先生よね」
「そうなのよね」
「連合だとね」
「それかマスコミね」
この職業の者達だというのだ。
「どうしようもない連中が行く先は」
「犯罪者になるか学校の先生になるか」
「マスコミに行くか」
「どれかよね」
「正直言ってね」
ナンは忌々し気に言った。
「モンゴルでもね」
「学校の先生酷いの多いのね」
「犯罪の数がね」
それがというのだ。
「割合的にね」
「物凄く多いのね」
「犯罪発生率が異常に高いのよ」
学校の教師のそれがというのだ。
「わかっているだけでね」
「わかっているだけなのが凄いわね」
「つくづくね」
「連合のどの国よりもね」
「下手したらヤクザ屋さんよりも」
犯罪を生業にしている者達以上にというのだ。
「犯罪やらかしてるかもね」
「絶対そうでしょ」
アロアはそれは当然だと返した。
「だってニュースに出るだけでも滅茶苦茶多いじゃない」
「学校の先生の犯罪って」
「それで氷山の一角でしょ」
「ばれて捕まるだけでね」
「それだとね」
それこそというのだ。
「もうね」
「学校の先生ってヤクザ屋さんより犯罪多いのね」
「中身がエウロパ貴族みたいなのがね」
連合ではエウロパ貴族というと兎角評判が悪く最低最悪の者達と考えられているがその彼等と同じ様なものだというのだ。
「なるから」
「犯罪滅茶苦茶多くて」
「ヤクザ屋さんよりもね」
「犯罪件数多くてもなのね」
「当然でしょ」
「モンゴルでもね」
ナンは自国の話もした。
「学校の先生ってなるのはね」
「何それって言われるわね」
「さっき酷い人多いって言ったけれど」
実際にというのだ。
「本当にヤクザ屋さんになるか」
「マスコミに入るか」
「学校の先生になるか」
そうしたというのだ。
「最悪の三択よ」
「あれね、無職の方がね」
アロアはそれならと述べた。
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