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彼は いつから私の彼氏?
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 ついついね」

「水澄ちゃん 卓球部に入ったんだって? 強豪チームだから 大変なんでしよ?」

「はい でも 先輩が親切だから なんとかー」

「この子 のめり込むほうでね 夜も自主トレとかで頑張るのよー 土曜日なんかも練習だって出て行くのよー」

「そーなの 一真も運動はしてないんだけど 補習授業とかで 土曜日も出て行くのよ 午前中だけなんだけど」

「あらっ そーなんですかー 水澄も午前中だけなんですの じゃぁー 終わったら 今度 学校も近いんですし 水澄を公園とか美術館とかに誘っていただけないかしらー」

「えっ お母さん そんなの・・・」 私 突然のことで、どう言ったら良いのか・・・

「それは良いかもねー 一真もガールフレンドも居ないんだから こんなに可愛らしい娘と歩いたら 自慢出来るでしょ せっかく こーやって お知り合いになれたんだから もっと お互いのこと知り合えば?」

「そーなのよ こちらからも是非おねがいするわー この子ね 小さいころは目立たない地味な子だったんだけど 最近 顔立ちも可愛らしくなってきたのよねー」

「あらっ たみちゃん それ! 親の贔屓目じゃぁない?」

「ふふっ かもね」

「じょーだんよ! 確かに 人目を引くような可愛らしさヨ! お洋服のカタログに載っているモデルさんみたい ねっ 一真?」

「はっ? ・・・まぁ・・・可愛い人だけど・・・でも まだ 中1・・・」

「いいじゃぁないの こんなに可愛い子 早く お友達になっとかなきゃ 取られちゃいますよ ・・・ちょっと 言い方 下品だったかしらー」

「いいのよー 水澄だって 年上の人とお付き合いして巾を広げなきゃって思ってるの 特に 女子校だからね でも、まだ子供なので、一真さんには物足りないかもしれないけど、優しくてとっても良い子なのよー」

「お母さん 私・・・」と、どうしたらいいのか戸惑っていた。その場は、断りの言葉も言えなかったのだ。

 お料理も食べ終えて、お茶を飲んでいる時

「そうだ お写真をね」と、お店の窓際にみんなを呼び寄せて、お店の人にお願いをしていたのだけど

「今度は ふたりで並んで」と、私と一真さんを並べてきて・・・私は、仕方なしに手を前で揃えていて 撮られてしまった。こんなことぐらいなんだけど・・・この時は、私はまだ 心の中で (翔琉ごめんなさい) と・・・。

 そして、お店を出て別れる時

「そうだ 一真 水澄ちゃんの連絡先 交換した?」

「あっ 水澄には まだ 携帯持たして無いのよー そろそろクラブのこともあるし、これから契約に行くわー 又 番号連絡するね」と、急にお母さんが言い出した。

 それから、家の近くのお店に飛び込んで、お母さんは
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