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んじゃぁ無かったよ 水澄のことだって可愛がってくれているから・・・」
「お兄ちゃん もう やめてー いいの 私は・・・お母さんと・・・」
「そう 明日 水澄ちゃんのお洋服買いに行こうね 可愛らしいの おめかししなきゃーね」
その後、お風呂に入る前に私は外で素振りをしていて、お兄ちゃんがやって来て
「水澄 出たぞ 早く 風呂入れ」
「うっ うん あと100回」気を紛らしていたのだ。
と、お風呂から出て、お兄ちゃんの部屋に行って
「お兄ちゃん ありがとう」
「なんでもないよ 普通のこと言っただけだよー・・・何だ 水澄 風呂で泣いていたのか? 眼が赤いじゃぁないか」
「あっ あー お湯が入ったのかなー」
「水澄 お前 本当にお母さんにとっては良い子なんだなー 言いなりじゃぁないか」
「だって お母さんは小さいころがら私の言うこと何でも聞いてくれたの だから お母さんには逆らえない 感謝してるの」
「ふ〜ん 場合によりけりだと思うけどな 翔琉とのことはどうすんだ? このままじゃぁ 疎遠になっていくのも覚悟してるんだろうな」
「お兄ちゃん・・・ 私 ・・・どうーーーー もう、寝るね おやすみなさい」
あくる日は、お母さんに連れられて、お洋服を選びに行って、半袖の赤とグリーンのチェックの裾が短めでタックプリーツのワンピースで胸元は大きなリボンになっているもの。ライムグリーンのベルトパンプスも買ってくれた。
「うーん なんて 可愛いの 水澄ちゃん」
「ありがとう お母さん こんなに使わせてしまってー」
「いいのよ 水澄ちゃんが可愛くなるんだっらー」と、赤いリボンの髪止めも選んでくれたのだ。
帰る時、パーラーでお茶休みをしている時
「ごめんね 水澄 強引なこと言ってしまって 中学の時も・・・ でもね お母さんは 本当に水澄には幸せを掴んで欲しいのよー 翔琉君が悪いんじゃぁなくて もっと 色んな男の子とお付き合いしてもいいんじゃぁないのって思ってー まだ 中学生なんだからー」
「わかってるよー 私 お母さんのこと大好きだから 信じてる 間違いないよねー」
「水澄 どうして そんなに良い子なのかしらー」
「それは お母さんの娘ですからー」
「お母さんは 胸が苦しいわ」
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