第30話:武士道VS死人使い
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死体を探すとは……
もしかして!?ツキツバが言いかけたあの言葉!何者かにツキツバとクソセインとの出遭いを阻まれてると言おうとしていた!?
「だとすると、やはりツキツバがこの世界に来た理由は、やはり魔王か?」
その時、この里の長老がやって来て、アリューシャがもたもたしてる様に観えたのか、かなり物騒な檄を飛ばす。
「何をしている!?早く奴を殺すのだ!奴は危険だ!生かしておけば、必ず―――」
あ!馬鹿!
「死ねぇー!」
使えそうな死体を探していたグロブにとって、長老が飛ばした檄は正に渡りに船!
「ギャアァーーーーー!」
「長老!?」
「さあ、亡者共。この死人使いグロブが今1度命を与えましょう。ミハリ・クシゼキキ・イヨカナ・ハグジソラム!」
何をしてくれたのよ!?そこの出しゃばり老人!
ツキツバやめぐみんがせっかくグレムリンゾンビをこの里から追っ払ったのに、この里にとっては最も厄介なゾンビが誕生しちゃったじゃない!
「う……うぅ……」
「え……長老……」
「……馬鹿が……」
で、この里の長老がゾンビとなってこの里を襲うとは全く想像できないアリューシャ達は、面白い様に大混乱した。
「長老!お気を確かに!」
「長老が、俺を殺そうとした!?」
「やめて!この子だけは!」
それに対し、自身の使い魔と言えるゾンビを取り戻したグロブは、この里のエルフを嘲笑う程の余裕を取り戻してしまった!
「ご心配はいりませんよ。この私がいる限り、そこの方は死にませんから」
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