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IS 〈インフィニット・ストラトス〉 飛び立つ光
大宴会 皆で祝え!異変後のお楽しみ!前編
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らずねぇ・・・」

共にスキマにいた藍は若干驚いていた。覇狼があそこまで怒りに満ちた目をするとは思わなかった

「紫様・・・何故、覇狼はあそこまで・・・しかもあの天照大御神からの直々の手紙を破るなど」
「確かに普通じゃしないわよね。でも彼は普通じゃない、覇狼が本気出しちゃえば、天照大御神を葬り去る事も簡単でしょうね」
「そ、それほどなのですか!!?」

紫の言葉は藍に、嘗てないほどの衝撃を与えた。覇狼の実力が高すぎるのは藍も重々承知している。だが天照大御神を葬り去る事が出来る程とは思わなかった

「当然よ。覇狼は私達より生きている月日、いえ次元が違う物。彼の年齢は約40億を楽に超えているでしょうね。少なくとも、彼は地球が形成された時から生きていたそうよ」
「よ、40億!!?それはもう、この星が出来上がった時に生きていたというのですか!!?」
「ええ、境界を使って見たけど紛れもない事実よ」

藍は開いた口が塞がらなかった。覇狼が只者ではない事も、力が凄まじいのも解っていたがそこまでの物だとは理解出来なかった。寧ろ理解してしまったら頭が可笑しくなってしまう気がした
紫は、スキマから宴会の準備を進めている覇狼を見ながら言った

「もう彼はこの星の守護神、っというより仮代わりと言っても過言じゃないわね。そして、彼の竜達は元々この星を監視し、異常が起きた時の対処を命じられていたそうよ。だけど、今までは目立った異常もなく此処まで生きた。それと藍、前に覇狼が怒った時の話はしたわよね?」

藍は動揺しながら頭を縦に振る。

「え、ええ。愚かな行いをした神が覇狼の逆鱗に触れ、覇狼が本気の力を使ったと」
「ええ、それが覇狼と数多の神々との戦いの原因になったのよ。ま、この話はこのぐらいにして宴会に持っていくお酒を選びましょう」
「あ、はっはい」

紫は藍を連れて、スキマの中を通って自宅に戻って行った
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