暁 〜小説投稿サイト〜
作者(リョウヘイ)が好きな作品のキャラでエッチな話を書いていく。
もしもアキラとニコが恋仲になってエッチをしたら。
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トーン!あたしを見捨てないで!」
「ニ、ニコ……?」
「あたし、あんたに嫌われたくないの!今までさんざん甘えてきてどの口が言ってるんだって思ってると思うわ、でもあんたに嫌われたらあたしもうやっていけないの!」
ニコは凄く慌てた様子でまくしたてるように話を続ける。
「パエトーン!ならあたしを買って!あたし自慢じゃないけどスタイルにはかなりの自信があるの!あんたにだったら何でもしてあげるから!」
「ニコ、そんな事を言ったら駄目だよ。もっと自分を大切にして……」
「嫌よ!あんたに嫌われるのだけは嫌!もう我儘言わないから嫌いにならないで……!」
ついには泣き出してしまったニコ、僕は妹のリンにするみたいに彼女の頭を撫でた。
「ニコ、落ち着いてほしい。僕は君を嫌ったりしないよ」
「ほ、本当に……?」
「当たり前じゃないか、君と僕は長い付き合いなんだ。本当に嫌だったらとっくに君達との関係は終わらせていたよ」
僕はあやすようにニコを抱きしめて頭を撫で続けた。ニコは安堵したように僕にしがみついて僕の胸に顔を埋める。
「本当にごめんさない、パエトーン……あたしどうかしてたわ」
「正気に戻ってくれて良かったよ。でも君にもあんな一面があったんだね、ちょっと新鮮だった」
怖いもの知らずで敵対する組織は数知れずの邪兎屋の女社長であるニコがあんな風に泣くのは初めて見た。
「あ、あれはちょっと気が動転したというか……!」
「でも自分の体を売ろうとしたのはいただけないな。冗談でもあんな事を言ったら駄目だよ?僕だったから良かったけど本気にする男もいるだろうし」
「……よ」
「ニコ?」
ニコにそう言うと彼女はボソボソと何かを呟きながら僕を抱きしめる力を強めていく。
「ニコ、どうしたの?」
「……ただけよ」
「えっ?」
「あんただけよ!あんなこと言うのは!」
顔を真っ赤にしながら八重歯が見える程の勢いでそう叫ぶニコ、あんただけって……
「あんたじゃなきゃ冗談でも体を売るなんて言わないわよ!あたしはそんな軽い女じゃないんだから!」
「そ、その言い方だと君が僕の事を好きだって聞こえてしまうんだけど……」
「だからそう言ってるの!この鈍感!」
うう〜と上目遣いで僕を睨むニコ、でも僕は彼女が僕の事を好きだっていうことに驚いていた。
「ニコ、本当に僕の事好きなの?」
「なによ、あたしを疑ってるの?」
「いやなんでこんなとりえもない男を好きになるのかなって思ってさ」
「あんた本気で行ってるわけ?プロキシとして超一流の腕を持っててあたしの我儘も聞いてくれて経営のアドバイスもしてくれて優しくしてくれておまけにイケメンだし……こ
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