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英雄伝説〜黎の陽だまりと終焉を超えし英雄達〜
第52話
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んじゃないよっ!!」

そして人形使いの娘とアレクサンドルの会話を聞いたヴィオーラは厳しい表情で二人に反論した。一方ラヴィとイセリアは初対面の人形使いの娘がアルマータの幹部であるヴィオーラとアレクサンドルと共にいる事から人形使いの娘もアルマータの幹部である可能性に気づいていた為、互いに視線を交わした後人形使いの娘の写真を撮った。



「…………てめぇらは………」

「あ、あの人形使いも…………」

アレクサンドルとヴィオーラを目にしたアーロンは厳しい表情を浮かべ、アニエスは不安そうな表情で人形使いの娘を見つめた。そしてジェラールとメルキオルは飛行艇に向かい始め

「っ…………行かせないっ!」

「ちいっ…………!」

それを目にしたフェリはアーロンと共にジェラールとメルキオルに向かったが飛行艇による牽制射撃によって阻まれた。

「くっ…………まさかあんな物まで保有しているなんて…………!」

「当たって欲しくなかった予想が当たってしまったようね…………」

「マティ、高位の天使の貴女やメイヴィスレインなら高位の魔術で飛行艇を撃ち落とせるのじゃないかしら?」

「やろうと思えばできるけど…………場所が悪すぎるわ。」

「ええ。この場で撃墜等すれば、市内が大惨事になることが目に見えています。」

ロイドは唇を噛み締めて悔しそうな表情で飛行艇を睨み、ルファディエルは真剣な表情で呟き、ユエファの疑問にマルティーナは複雑そうな表情で答え、マルティーナの言葉に頷いたメイヴィスレインは目の前に敵がいながら逃がすしかない状況に僅かに不愉快そうな表情を浮かべてマルティーナの答えを補足した。



「チャオ、さすがに今回はちょっと焦ったよ♪」

「つくづく縁があるようだ――――――また、会うこともあるだろう。そしてエースキラーよ、”お前たちの話を聞かされた俺達が公太子に危害を加えるように罠を張って”俺とメルキオルを追い詰めたことには素直に称賛してやろう。」

メルキオルとジェラールはそれぞれヴァン達に声をかけた後跳躍して飛行艇の甲板に着地した。

「待て…………!最後に一つだけ聞かせろ!お前ら――――――どこまでやるつもりだ?」

それを目にしたヴァンは窓際まで走り、ジェラールに問いかけた。

「決まっているだろう、裏解決屋(スプリガン)。――――――”どこまでも”だ。」

そしてヴァンの問いかけにジェラールが答えた後ジェラール達を乗せた飛行艇はステルス状態になり、飛び去って行った。



「最新鋭のステルス艇…………あんな代物まで使ってるとはな。」

「ええ――――――まだ市場に出回っていないタイプです。」

「あ〜あ、”貢献ポイント”を一気に140ポイントも稼ぐ絶
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