第52話
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とに加えて、こちらは万全状態かつ圧倒的人数差による優位もありますし、”ゲネシス”も奪還しました。もはや今の貴方達に戦況を覆すことはできません!」
「ハッ、どうやら年貢の納め時が来たようじゃねぇか。」
「武器を捨てて大人しく投降しろ――――――さもなければ次は頭を撃つ。」
「あたし達の為にも逃げるような面倒なことはせず、大人しく捕まってね〜?」
ロイド達を見回した後ヴァンは真剣な表情でジェラールとメルキオルを睨んで指摘し、フェリはジェラールとメルキオルに宣言し、アーロンは不敵な笑みを浮かべ、ラヴィはジェラールとメルキオルにそれぞれ銃口を向けながら投降を促し、イセリアは口元に笑みを浮かべながらも目は真剣でジェラールとメルキオルの動きに警戒しながらラヴィのように両手に持つ銃をそれぞれジェラールとメルキオルに向けていた。
「投降?逃げる?――――――何を言っている?」
対するジェラールは満身創痍の状態でありながらも余裕の笑みを浮かべてヴァン達に指摘した。するとプロペラの音が聞こえた後ジェラールとメルキオルの背後に飛行艇が姿を現した!
「何ぃっ!?」
「いけない――――――皆さん!!」
「下がれっ…………!!」
「シャードによる防御フィールドを展開しろっ!!」
飛行艇の登場にガルシアは驚きの声を上げ、次に何が起こるかを察したリゼットとヴァン、アリオスはそれぞれ警告した。すると飛行艇からガトリング砲が現れてヴァン達目掛けて怒涛の銃撃を放ち始め、放たれた銃弾は易々とガラスを割ってヴァン達に襲ったがヴァン達はそれぞれのザイファによる防御フィールドを展開して自分達に襲い掛かる銃弾を防いでいた。
「きゃあああああっ!?」
「ぬおおおおおおおっ!?」
グリムキャッツが展開した防御フィールドに守られているニナとゴッチ監督は防御フィールドに守られているとはいえ、間近に迫る銃弾や防御フィールドに銃弾がぶつかった際に起こった衝撃に思わず悲鳴を上げた。一方銃撃を行っていた飛行艇はヴァン達だけでなくメルキオルにも放ち
「うわっと〜っ!?」
襲い掛かる銃弾をメルキオルは軽やかな動作で回避していた。
「め、滅茶苦茶じゃない…………!!」
銃撃が終わるとグリムキャッツは思わず声を上げ
「ああ、いたのかいメルキオル?うっかり巻き込むところだったねェ。」
「うふふ、気にしないでよ!スリルは大好きだからさぁ、僕♪」
飛行艇の甲板にいるヴィオーラの言葉に対してメルキオルが呑気な様子で答えるとヴィオーラは厳しい表情を浮かべた。
「…………メルキオル。やはり無用に挑発的ですね。」
「まあ、彼女にも問題はある。じゃれ合っているだけだろう。」
「ふざけ
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