第一幕その十二
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「けれど似ていると考えるとね」
「そうなるわね」
「江戸時代の日本はね」
「そうよね」
「ちょん髷はしていないけれどね」
かかしは笑ってジョークも入れました。
「似ている、色々参考に出来る部分もあるよ」
「江戸時代の日本は」
「何しろ二百年以上ずっと平和で穏やかでね」
樵も江戸時代の日本についてお話しました、当然ながらこの人とかかしそれにジャックは食べていなくてお食事の場に一緒にいて飲んで食べて楽しんでいる皆の笑顔を見てそれを心の栄養にしています。
「繁栄した」
「そう、素敵な時代なのよ」
オズマが応えました。
「その頃の日本はね」
「そうだよね」
「その日本よりもずっとね」
「いい国にしたいね」
「あの国みたいに平和で穏やかで繁栄していて」
「それに多くの人が幸せで」
「そこからさらにね」
まさにというのです。
「平和で賑やかな」
「そんな国にしたいね」
「オズの国をね」
「そうだね」
「それでその為にもね」
「今回使節団を送るね」
「そうするわ、色々な国と友好を深めて」
使節団が訪問する国々と、というのです。
「そしてね」
「そのうえで」
「そう、さらにね」
「その国々を見る」
「周りもね」
そうしてというのです。
「それからもっといい政治をしていくのよ」
「そうするね」
「うん、そして」
そのうえでというのです。
「もっともっとね」
「いい国にしていくわね」
「オズの国をね」
「そして私達は」
ドロシーは自分から言いました。
「そのオズマと一緒にね」
「政治をしてくれるわね」
「オズの国のね。一緒に頑張りましょう」
「ええ、一緒にね」
「そしてね」
「どんどんね」
「いい国にしていきましょう」
笑顔でお話をしてでした。
今は皆と一緒に夕食を食べます、その夕食はとても美味しいものでした。
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