第一幕その七
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「今度都からオズの国の多くの国に訪問団を送るの」
「そうなんだ」
「代表は私でね」
かかしに笑顔でお話しました。
「他にも人が参加するけれど」
「このお話の流れだとね」
「ええ、よかったらね」
かかしにお顔を向けてお話します、都のメインストリートを宮殿に向かって歩きながらそうしています。
「貴方達もね」
「うん、そのお話はね」
「宮殿でね」
「少しお話しよう」
こうしたお話をしながらです。
かかし達は宮殿に向かってそちらに入りました、すると宮殿の正門のすぐ傍のお庭のところでなのでした。
臆病ライオンがいました、そしてです。
「あっ、かかしさん」
「ブリキの樵さんもおられるね」
「それにジャックも」
「今来てくれたんだ」
「待っていました」
ナターシャ達五人がいました、丁度臆病ライオンと一緒に日本古来の遊びである蹴鞠を楽しんでいました。
その蹴鞠を中断してです、臆病ライオンがかかし達に嬉しそうに言ってきました。
「いや、待っていたよ」
「暫く振りだね」
「元気そうで何よりだね」
「うん、この通りだよ」
かかしとジャックに喉を鳴らして笑顔で応えました。
「僕はとても元気でね」
「そして楽しくだね」
「遊んでいたんだね」
「ナターシャ達とね」
「何をしようかってお話しまして」
ナターシャが言って来ました。
「それでサッカーをしようかとか」
「あとクリケットに」
ジョージも言います。
「ゲートボールもお話に出まして」
「バスケもありました」
神宝はそちらもと言いました。
「バレーボールも」
「それとドッヂボールもで」
カルロスはそちらもと言いました。
「何かとお話して」
「丁度そこでオズマ姫が蹴鞠の本を読んでいて」
そしてというのです、恵梨香は言いました。
「それをしようってお話しまして」
「それでだね」
「さっきまで遊んでいました」
またナターシャがお話しました。
「かかしさんが来られるまで」
「そうなんだね」
「それで今来られましたね」
「この通りね」
「それで今からオズマに挨拶に行くから」
樵もナターシャに言います。
「後で一緒に遊ぼう」
「わかりました、じゃあその間は」
「うん、一緒にね」
「遊びましょう」
こうお話してでした。
かかし達は一旦ナターシャとお別れしてそうしてでした、宮殿の中に入ってそのうえでオズマと会いました、そして挨拶を交えましたが。
ここで、です。オズマはドロシーそれにベッツイ、トロットと一緒にいましたがその場でドロシーと同じお話をしました。
「今オズの国の中の国々にね」
「外交使節を送るんだね」
「そうなの、実はその国々はね」
かかしにお話しました。
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