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同志諸君に告げる。これが理不尽だ!
第7話
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〈オリアナSIDE〉

 「ニーシャ様!」「ニーシャ様!」「ニーシャ様!」

 「イスカンダル!」「イスカンダル!」「イスカンダル!」

 心とは裏腹に笑顔で手を振る私。

 『ワァァァアアッ!』

 どうもこんにちは。オリアナと申します。私は今、ガミラスの方々に歓迎を迎えられています。只の、では有りませんねコレ。規模でいうなればバレード、でしょうか?。イスカンダル王族の方に対しての催しなようなのですが…。

 …王族どころかイスカンダルの人ではありません。というかイスカンダルって名前では無く国名であったんですね。同時に王族の名字であったのですね。…どうしてこうなったんでしょうか?。いえ、事の発端は自分でも分かります。

 突然ですが私は現実世界でも日課としてトレーニングをしていました。それは沢山。体操は勿論、ランニングだったりボクシングだったりと。その後は汗を流す為、気持ちをリラックスする為にお風呂に入っています。WSO世界では時々でありましたが同じくやっていました。お風呂とかは流石に気持ちよい?でしたが今は違いますね…。

 私達はどういう訳かWSO世界から現実世界に転移?転生?憑依?…はてなマークがいっぱいですね。でもそうなんです。実際問題、今も困惑はしています。は、です。

 他の方々(同志&親友)はどうかは分かりませんが私は『あちら』に未練はありません。断言出来ます。

 現実世界に戻れたのかは分かりませんが少なくとも五感を感じる時点で現実であると自分はそう認識しています。これは共通でしたね。

 そんな私はあの時、日課であったトレーニングを終えて温泉に入っていました。温泉は月の地中で出来たとは思えない程によく出来ていました。画面(ホログラム)越しではあったものの眺めは綺麗でした。夢に出る程に…後でとある事によって軽く怒りを覚えましたが。

 お風呂から出たら着替える訳ですが脱衣室にて着替え中、オリビアさんがやってきました。…正確にはオリビアさん(達)が。

 凄かったとしか言えません。いきなりなだれ込んできたんですから。気づけばオリビアさんがいっぱいです。そういえばオリビアさんは自分の似姿というかそっくりな姿を創っていましたね。まさかアレ程とはっと少し現実逃避気味になっていたら衣装を着せられて気づけばガミラスの軍艦『ゲルバデス級』なるものに乗せられていたのです。

 おのれ!と思いましたね。因みに一回だけ念話でお話をしたのですがその時に帰ってきた言葉は「ガミラスに行って情報収集だ同志オリアナ。暇だろう?」ですよ!?。

 そんな事を思い出しながら(プンプンッ)している私は『親衛隊』なるものが脇に整列して並ぶ階段を国旗?を掲げる二人のガミラス人(親衛隊)と共に上っています。その先に『アベル
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