暁 〜小説投稿サイト〜
同志諸君に告げる。これが理不尽だ!
第3話
[3/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
噛み締める。気づけば膝を屈して泣いていた。

 『おぉ、そうか。忠誠を誓うか…賢い選択だ』

 相手との通信回線が終わる。

 「アイリス将軍、第一種戦闘態勢に移行します。よろしいですね?」

 艦長、お前…なんて怖い顔をしているんだ。艦長以外のクルーも怖い顔をしている。同じ顔であるクローンであるから人によってはある意味で恐怖だな。でもよ?お前ら、本当どうしたんだよ?さっきまで明るく表情豊かで声音も元気あったのに…。

 「…艦長っ、あの異星人の所為で将軍が辛そうですッ。第一種戦闘態勢に移行することを具申します!」「そのとおりです!」「アイリス将軍を泣かしたことを後悔させてやりましょう!!」

 「そのとおりだなっ。全艦ッ、第一種戦闘態勢に移れ!」

 「え?あ、いや、オレの意見『はっ!』……」

 ……ちょっと傷ついた(泣)。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
 アイリス率いる艦隊VS不明艦隊(ガミラス)
 我が戦力は25隻、対する相手は100と数隻と4倍以上の戦力を持っている。

 アイリス艦隊と不明艦隊は同航戦となる隊形を崩していないが変化があるとするならば両陣営は主砲を向き合っていることだろう。
 
 不明艦隊はアイリス艦隊に降伏勧告を通知したが答えは「馬鹿め」っだ。その回答にカチンっと頭に来たのか攻撃する不明艦隊。対するアイリス艦隊もお返しだとばかり撃ち返す。

 アイリス艦隊が放ったレーザーは敵艦にと正確に当たるが不思議なことに跳弾してしまう(AC721スサナー級を除く)。だがそれは初弾のみで敵艦に集中砲火を浴びせた結果、敵艦の横っ(パラ)を射抜き撃沈していく。
 
 片方は初撃破したことに喜びの声を上げ、片方は撃破されるとは思わず、驚きの声を上げる。

 不明艦隊はすぐ様、二つの艦隊に分かれ同航戦から切り替えて挟み撃ちを行う。同時に機動力のある駆逐艦分隊(ガミラス側艦種基準)が魚雷、ミサイルを使った肉薄を行う。
 
 アイリス艦隊は優勢気味ではあるが、それでも数には勝てずまた一隻、また一隻と数を減らしていき最終的にはアイリスが座乗するAC721スサナー級を含めた7隻となっていた。アイリス艦隊はアイリスを中心とした輪陣形に移行する。

 不明艦隊は初めこそは敵バリア技術に驚いたものの戦線を離脱、又は撃沈する敵艦隊を見て勝機はあると踏んでいた。だが不明艦隊は、いやガミラスは知らなかった。今自分達が相見える艦隊、いや勢力が只の勢力では無いことを・・・。ガミラスが崇拝する【彼女】が危険視していることを…彼等は知らなかった。

 「敵艦隊後方に重力震を確認!…ゲシュムジャンプ反応ですっ!」

 〜アイリス艦隊と対峙するアンドロメダ銀河派遣方面軍、クリスタ旅団旗艦(ゲルバデス級航
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ