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同志諸君に告げる。これが理不尽だ!
原作前
第1話
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の間、端末に表示された情報を黙読する時間が続いた。
 室内は怖いくらい静かとなった。そしてーーー

 『はぁ(溜息)』

 補佐官とオリビアを除く少女達が溜息を出した。出さなかった側も『再度』出したい程。同時に疲れ切った様子を見せる少女達。
 
 「これは確かの情報なのですか?いえ、疑う訳では無いのですが・・・」

 「あ〜艦隊がッ」

 「月に建てたから月もセットで要塞基地ごと、『転移』したって…えぇーッ?!」

 「声うるさいよ、アイリス。けど今回ばかりはボクも声高に叫びたいくらいだね。…障害物が無い宇宙空間に転移したと考えれば寧ろ良好か?いや、星と星の衝突が無いだけマシ?はぁ(溜息)…それ以外に」

 「私達が知る銀河系が一つも無いわよ!此処何処なの!?」

 「システムコマンド起動!…基本的なシステムすら出ないとは」(唖然)

 端末に表示された情報を見て信じ難い表情をすると同時に驚きを露わにする少女達。

 「驚くだろう?かくいう私もだ。WSO世界なのかも分からない。使用していたアバターに転生?憑依?で五感を感じることが出来る時点で”現実”世界であることは間違い無いだろう。確認の為、私は気持ちを落ち着かせる意味合いも含めて停泊所に在る軍艦に乗って宇宙に出た。・・・月は綺麗で白くて丸かった(ドヤ顔)」
 
 「「「「「「ッッ!!(?°?д°?)」」」」」」

 「ま、待て!銃を向けるなッ!私は偉いんだぞ!?」

 「知るかよ!偉いんなら先に部下を労えよな!?部下じゃねぇけど『ダチ(同志&親友)』だろうがッ!」

 『そうだッそうだ!』

 「う、うるさい!いいじゃないかッ。って危ないぞ!本当に撃つバカがいるか!?」

 少女達はオリビアが時間に遅れたのはソレが原因だなと確信に近い考えに至り彼女にハンドガンを向ける。その内の一人、アリスは無言で銃のトリガーを引いたことに補佐官は苦笑いだ。補佐官止めなさい。

 「ちょっと待て?今、軍艦って言った?」

 ユリアは銃を向けたまま気になる疑問を指摘する。書類端末には艦隊は無いと記載されていた筈だ。

 「この状態で聞くのか同志ユリア……あぁ、言ったぞ、と言っても初期の艦だぞ?設計図に各種有っても資源がとても有るとはいえない状態で無理だ。。現在停泊中の艦は『FG300型フリゲート』と小型採掘貨物艦くらいだ」
 
 だから、合わせると30隻くらいになる。と最後に付け加えるオリビア。

 少女達は無言で銃を仕舞い席に着く。今日は色々と疲れる日になりそうだな、と思いながら。

 オリビアは命の危機が消えたことに安堵の息を出して自身も席に着く。

 「では気を取り直して。まず今後の方針なのだが・・・」

 会議を進め今後
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