第5話
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ている箇所をアリスは見つけた。どうやら排気口の天井に当たるようだっとアリスは思った。
排気口の格子蓋を落とし。アリスは排気口から出て床へと着地した。消毒液とストレッチャー等が有ることから此処は病院であることが伺えた。
しかし、明かりは点いているのに一人も人が居る気配は全く感じない。排気口の蓋が床に落ちたことで大きな音が発したのにも関わず、様子は以前と不気味な静けさが続いている。
唯一、飾りと呼べるのは壁に飾ってある数枚の絵画と、床にあるアンブレラ社のロゴ──赤と白の六角形──だけ。
アリスは先程、通ってきたレーザー室もといガラス通路より注意深く、ゆっくり歩いていく。廊下の突き当りにあるのは鋼鉄の扉では無く、曇りガラス製の一対のドア。
目を細めてよ〜く見てみると、うっすらではあるものの、ラクーンシティの通りが見えた。
アリスはストレッチャーを掴んで病院の出口であるドアに向かって押し出す。歩むスピードを少しずつ上げて、廊下が二又に分かれているところに達しようとした瞬間、天井から刃が降ってきた。只の刃では無い。通路の幅と同等を誇る刃が天井から急に降ってきたのだ。
刃はストレッチャーを切り裂いたが幸いにはアリスは無事のままだ。
「ひっ」
アリスはもしもコレが自身にやってきたら真っ二つ間違いなしの最悪すぎる未来を考えてしまい、尻込みしそうになるが、首を振って顔を正面に向けて歩みを続ける。
ストレッチャーが切断された場所を、恐る恐るといった感じで歩むがどうやら先の刃は一回きりのようだ。
「出口までもう少しね…」
やっとこの可笑しな施設から出れる。アリスは一刻も早く出たい思いでいっぱいだった。だがそれは”最悪”の結果となって外に出れることになることを、アリスは知らない。
突然、目の前でアンブレラのロゴから上へと飛翔物が飛び上がった。それは一瞬の内に銃のような銃身を形成し、銃弾は辺り一面に叩き込み、一部は壁に小さいながらも穴を作るまでにも至った。
「…えっ?」
その銃弾をアリスは不幸にも食らってしまい、唖然としながら床へと倒れ込む。彼女はピクピクと身を痙攣させて、数秒後には事切れた。
数分が経過すると一人もいなかった筈の病院に足音が聞こえてきた。白いハズマット・スーツを身に包む三人の人間が、既に事切れているアリスの前に現れ、アリスを見下ろす。ハズマット・スーツの胸中心とおでこには、アンブレラ社のロゴがあった。
その内の一人(3人の内の真ん中に立つ)が頭から首元の下まで被っている防護マスクを取り、抱えるように持った。
その人物はアリスと同年代の…いや、アリスよりも年齢が下回る若い白髪の女性だった。彼女は光を失ったアリスの瞳を見つめるが
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