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バイオハザードなんてクソくらえ!【未完】
第2話「女性が手にするのは希望か、絶望か…」
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テラが酒に酔って話していたのを覚えている。今のところは全米で感染者は確認出来ていないようだ。

 だがアンデットが実在する事実は、絶対に世間の目には触れさせることは無いようにしなければならない。
 女性キャスターであるテリ・モラレスによって撮影され、ラクーンシティの一連の騒動はマスコミへ流出されたのは、想定通り。

 アンブレラの権力と情報操作によってバイオハザードの事実はもみ消した。核ミサイルの爆発も市内の原子力発電所の老朽化した原子炉が、チェルノブイリ原子力発電所事故と同様にメルトダウンを起こしたと偽証したのだ。

 マスコミや世間ではバイオハザードの事件を「悪質なデマ」「やらせ」でほぼ占められていた。すんなりと信じてくれて有り難い。

 おかげ様で州知事より「アンブレラ社の迅速な行動に感謝する」と感謝の意を表明してくれた。まぁ、私は州知事から直接貰ってもないし、間接的でも貰っていない。だって地下深くに居るのだから…。

 いや本当に感染を阻止出来てとても嬉しい限りだ。しかし不思議だ。なんだがもの凄い嫌な予感するんだが、まさか街をただ壊滅させただけで、実は空気感染だったりしてな!フフフ……空気感染?
 
 第1.0話 フフフ、私は感染を拡大させる事なく防げたのだ!(勘違いだった...)

 悲しい知らせだ。世界中でバイオハザードが発生した……ハァ!?
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