戦姫絶唱シンフォギア 無印 After Story
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実験はコンテナ内で行う。
まずはカチンカチンライトの電源を切り、ノイズへ照射することを止める。
「盗人、銃を構えろ」
『か、構えればいいんだな?』
「そうだ」
『わ、分かった…』
盗人はデザートイーグルを複製ノイズへと構えた。
数分が経ち、氷の音を発し亀裂を発しながら、本来の複製ノイズの姿が表れた。
瞬間ーーー複製ノイズに銃による攻撃が放たれる。
しかし、効果が見込めず。
ロボットはともかく能力者では無い人間も駄目だった。
やはり、カウンター能力者か。
それを監視カメラで確認した白衣を着たコピーが、クリップボードに挟まる紙にカキカキっと記入。
記入している間、盗人は複製ノイズより攻撃され炭素化された…かに思えた。
男は炭素化されなかった。【四次元若葉マーク】のおかげで。
【四次元若葉マーク】、これを付けた存在は四次元空間に実体が置かれて通常の空間の存在は触れることが出来ず、逆に張り付けた側も他の物に触れることが出来なくなる。
盗人にある四次元若葉マークは遠隔でのオン・オフが出来る改良型に当たる。
「盗人に告げる、出ていいぞ」
コンテナから出るよう指示を出し、コンテナの扉の施錠が解除された。
男は声高に叫びながらコンテナを出るが、直ぐに確保された。
カチンカチンライトを持ったコピーが、開けられた扉の前に着くやいなや、複製ノイズを照射。
それにより、複製ノイズの活動は停止。
その後、コピー達に再度拘束された男には今日の出来事を忘れるように【忘れろ草】を使用して、市街地の路地裏にて男を開放したことで、実験は終了したのであった。
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