第15話「その手は繋ぐ為にあるんだ!皆で力を合わせて倒そう!/まさかこんな事になろうとは…」
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る!」 『私達が!!』
「ふん、永遠を生きるこの私が、余人に歩みを止められる事などあり得ぬことよ」
なんでこうなったんだ...。始まりはアレか?
たまたまスカイタワー最上階でガイドブック片手に街の景色を眺めていたら、目の前でノイズが発生していたことか?
眼前で空を飛ぶ1体のノイズを倒した後、ガラスを剣技で破壊した。緊急時だから仕方ないな、私は悪くないぞ、悪いのは全てノイズのせいだ。
タワーから地面へと着地した後に響、翼、奏、クリスと共闘したことか?
そういえば最初不穏な空気だったな。響主導で手を繋いだら緩和どころか良くなったが…。しかし何故かクリスから謝罪が? 前もあったよな。
しかし、了子、いやフィーネか。
…なんて痛い奴なんだ。まさか厨二病を患っていたとは。
…いや思えばあの時から分かってはいた。彼女は誰も居ない廊下をキョロキョロと見渡し、研究室へと入り、コーヒをコップに注ぎ入れ、ちょびちょびと飲みながら言っていたからな。
『―――それは、はるけき過去に施されし、カストディアンの呪縛から解き放たれた証。―――』
更に、響の写真が至るところにあったのだ。…コレ以外にもストーカーとは、事案ではないか、罪深い女だ。
しかしフィーネが言っていたカ・ディンギル…意味深な壁画や文字がビッシリと外にもあったし、そして巨大な砲身の中にあるかのように、ポツンとあるエレベーター…はぁ? え、何? では今まで砲台って事に気づかずに行き来していたってことか!それを実現するとは…。
…戦慄する他ないな。
「ふん、少しの力程度でこれとは…。しかし、やはり貴様は地に立っているか、それも無傷の状態で」
ん? そういえば先程から静かだ。
辺りを見渡すとシンフォギアを纏っている響が地に伏しており、悔しそうに苦しそうに顔を上げ、うめき声を出している。
…え?
唖然としてしまうのは悪くないだろう。
翼とクリスはどうしたのだ? まさかクリスはミサイルに乗ってガ・ディンギルとやらに特攻したとか無いよな? 翼も特攻しているとか無いよな?
どうやら気づかぬ間に、二人は天に召されたようだ。
…う、嘘だー!?
な、何故だ。
何故、このような…涙流したほうがよいのか? いや、涙は似合わないな、この私には。
しかし、何故私は無傷のままなんだ?
避けたとこの女な言っていたが、そんな記憶は無いぞ。
謎だな。
「まぁ、いい」
よくないんだが?、巫山戯やがって!
ギッタンギッタンのベッタベッタにしてくれようか? あぁん!
私が無傷な状態の理由を教えろ!…いや、五体満足な状態なのは此方としては有り難いのだが。
「一
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