第14話「陽だまりに翳りなく」
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ている、そう言いたげだった。アタシが悩んでいることを当てたんだ。
思わず「何が分かる!」って言いそうになったが、コレは初めて会った時に、な。まぁコレがあってか親しくなったんだけどな。それも私が一方的にな。
フィーネから決別しようと決め勇気を絞ってフィーネの屋敷へと向かった。
でも、アイツは…フィーネは結局アタシを駒として見てなかったんだ。
『貴女はもう用済みよ。さようなら』
あぁ〜、悔しいな、悲しいなッ!
何もかも奪われた私にとってフィーネは!!ーーー
〜回想終了〜
フィーネより召喚されたノイズはクリスの命を狩ろうと追いかけ今に至る。館から出る前、シンフォギアに変身した。
クリスは路地裏にてやってくるノイズを迎い撃つ姿勢に入った。
迎い撃つ姿勢に入った次の瞬間、ノイズがやってきた。
「うらぁアアッ!?」
やってきた三体のノイズを武器を倒し最後の一体はボウガンで壁へ叩きつけ倒した。
「はぁ、はぁ、はぁ」
荒く不規則な息を吐くクリス。彼女は逃走の最中より満身創痍の状態、身体から悲鳴が訪れていた。強制的にシンフォギアが解かれ、元の服装へと一回の瞬きの内に戻っていった。
「はぁ、はぁ、はぁ、うっ」
視界が歪む。身体が浮遊感に包まれ、天地が反転する。クリスは、身体が地面へ引かれる力に抗うことが出来ず、そのまま目の前が暗転した。
同時刻、制服に着替えた未来は暗い面影を漂いながら傘を差して歩いていたがその時、路地裏から大きな音がした。そこには薄く赤い服装をしたツインテールの銀髪の少女が雨の中で倒れていた。
同時刻、響は二課司令官である弦十郎より指示があるまで待機と受けて学園に居た。
(未来、このままなんて、私は、やだよっ)
響は親友の未来の事を思いながら授業を過ごした。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
未来は銀髪の少女を雨風をしのげる場所にと移動させた。場所は【ふらわー】理由としてはお好み焼き屋ふらわーは未来と響がよく寄っているからと店主の女性とは仲が良いからだ。
店主である女性に訳を話し二階の一室と布団を借りた。
未来はクリスの服を脱がし、体操着を着せた。
脱がした服は店主の厚意で洗濯に回す事が可能になった為、未来は感謝の一言を言いお願いした。
未来は続けてクリスの世話をし見守った。
少しして、クリスは小さなうめき声を出して目を覚ました。
上半身を起こしたクリスはキョロキョロっと周りを見て、最後に未来を見た。
「ふふ、良かった。目が覚めたのね。びしょ濡れだったから着替えさせてもらったわ」
未来は彼女へ安心させるよう笑顔で接した。
クリスは
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