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チートな転生者の奏でる『俺の転生物語』原作どこいった!?
『過ぎた事を気にするよりも前に進め!』
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出来ないのだが、俺は一度死んだうえに、
アカシックレコードにアクセスした事があるので使用条件を満たしているため使用可能だ。
言ってしまえば真理というのは全ての根元であり全ての記憶(記録)それに接続した事によってこのような恩恵があっても不思議ではない。
「錬金術?」
コテンと首を傾げながら尋ねるなのは。
「なのはにはちょっと難しいかな?」
錬金術自体は結構マイナーな存在だしな。
「ぶぅ〜 そんなことないもん!!」
両頬をぷく〜と膨らませて怒るなのは。
「とりあえず一見落着かな?」
「………(なのはもだけどこの人はもう次元が違う)」
何やら悟りの境地へと達したユーノ。
「さて帰りますか」
「あのね……零お兄ちゃん……」
「うん?」
「今日はその……ゴメンナs」
なのはが何かを言おうとしたその時、
零のデコピンがなのはの額に当たりパチンッ!と軽快なヒット音を出す。
なのは Side
「あぅ〜」
私はデコピンの当たった部分を押さえる。
すごく痛くて涙が出るの……。
「ここは謝るところじゃないだろ?」
「え?」
「謝るのは自分が悪いと認めてるから謝るのであって今回は別になのはが悪いわけじゃないんだから謝る必要はないはずだよ」
「でも!」
私がもっと速く行動していれば!
そう言おうとしたら、
また私のおでこにお兄ちゃんのデコピンが当たるの!
「あぅ〜」
い……イタいの……。
「デモ も テロ も ストもない!」
なにか違う気がするの……。
「とりあえず俺が言いたいのは反省はしても後悔はするな、一人で抱え込むな、時には人を頼れという事だ」
まぁ 俺が言えた義理ではないかもしれないがな。
「…………」
まだちょっと痛いおでこをさすりながらお兄ちゃんのお話しを聞くの。
「無理に良い子でいる必要はないんだから素直になりなさい」
私はこの言葉を聞いた時には自然と涙が出ていました。
でもね……この涙は痛みで流す涙じゃないの……。
「なのはは一人じゃないよ」
お兄ちゃんはそう言って私の頭を撫でてくれました。
『独りじゃない』……その言葉はきっと私がずっと欲しかった言葉だから……。
なのは Side end
「ふぅ〜(とりあえずこれでなのはの考え方を少しは改善出来たかな?)」
そういや次は確かフェイトとの邂逅だったよな?
どうやってプレシアと会うかが問題だな……。
「まぁ 成るようにしか成らないか」
「なにが?」
「なんでもないよ それよりも早く帰らないと士郎さん
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