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チートな転生者の奏でる『俺の転生物語』原作どこいった!?
『過ぎた事を気にするよりも前に進め!』
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の発現を感じる。
「では 士郎さん俺はそろそろ帰りますね」
士郎さん達に気づかれないようにポーカーフェイスで帰ると告げる。
「うん じゃあ また今度にね」
「なのはが送るの!!」
なのはも俺の意図がわかったのか付き添って外へと出ようとする。
「ありがとう じゃあ 途中まで一緒に行こうか」
「うん!」
俺はなのはの手を握り一緒に道を歩く。
そして、
「今の魔力の波長は感じたかい?」
あの波長は完璧にジュエルシードだな。
波長が独特だからわかりやすい。
「うん」
「なら 行きますか」
「『レイジングハート』セットアップ!」
なのはが光に包まれ、
「準備完了なの!」
白いバリアジャケットに身を包んだなのはが現れた。
「反応はあっちです!」
いつの間にか居たユーノの指示した場所へと向かうと、
そこには巨大な樹がそびえ立っていた。
「町が樹で埋もれている!」
「たぶん人間がジュエルシードを発動させちゃったんだ」
「どういう事なの!?」
「強い想いをもった人がジュエルシードを発動させると強力な力をだすんだ!」
「あっ!」
思い当たる節があるのか声を張り上げるなのは。
「どうした? 何か心あたりがあるのか?」
「私……気付いていたはずなのに……だったらこんな事になる事はなかったはずなのに!!」
それは後悔……、
なのはは気付いていたはずだとそうであればこのような事態にはならなかったはずだと自らを責める。
「なのは……」
突如なのはの頭に零の手が優しく置かれ、
「別になのはのせいじゃないさ 誰だってこんな事態になるなんて思いはしないさ……」
「でも……でも!!」
自分の不甲斐なさに納得がいかないのか涙ぐみながら尚も声を張り上げるなのは。
「こんなところで後悔なんかしても意味は無い」
そんななのはの嘆きを零はバッサリと意味は無いと言い切る。
「えっ!?」
「反省はしても後悔はしちゃダメだよ 後悔をして立ち止まるんじゃなく前に歩く事によってはじめて意味をもつ事になるんだよ」
後悔なんてどれだけしようと意味なんてないし、その失敗を次に生かす事が一番良い答えだと思う。
「…………」
「なんでもかんでも自分一人で抱え込んじゃダメだ 時には誰かを頼ってもいいんだよ」
「頼っても……いいの……?」
「もちろんさ それとも俺じゃ力不足かい?」
なのは はフルフルと頭を振って否定する。
「なら……今……なのは は何をしてほしいんだ?」
零はなのはに何をするべきなのかを再び問う。
「お願い……私に……力を
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